命と命の合作。『木は大自然が生み育てた命ですがな。木は物ではありません。生きものです。人間もまた生きものですな。木も人も自然の分身ですがな。この物いわぬ木とよう話し合って、命ある建物に変えてやるのが大工の仕事ですわ。木の命と人間の命の合作が本当の建築でっせ。飛鳥の人はこのことをよう知っていましたな。』『木のいのち木のこころ』より。最後の宮大工棟梁西岡常一さん。。