湧く前に強いる。 | シン・135℃な裏庭。

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まとめて言えば、


現代人は『湧く前に強いる』ことが原因で依存症となり、


『真実を感じないでいられるよう逃げる』ことを目的に、


自ら依存症であり続けようとします。


いったい何のためにそうまでして『感じること』から逃げ続けなければならないのでしょうか?


それは、正しく感じてしまうと淘汰されるものがあるからです。


つまり、必要、不必要がはっきりしてくると


『必要でないものまで必要と思わせることで運営されている社会』


にとっては、都合が悪いことが起きてくるからです。


……


みんなで自ら依存症になってまで


目隠しをしながら狂った状況の存続に協力している、


というこの世界の実情。。


社会全体がそうだから仕方ない、と諦めるほかないのでしょうか?


いえ、私たち一人ずつが、封鎖していた感受性を取り戻すことは、


決意さえあればそう難しいことではないのです。

まずは、日々の当たり前の暮らしの中で、


過去、未来のではなく、たった今の自分にとって、


①何が『必要、不要』か

②どんなことが『快、不快』か、


この2つを軸にして判断する感受性を、自覚的に動かすことから始めてみて下さい。


すると面白いことに


『自分の傷みを自覚する力』


が育ってくるでしょう。

何しろ、それまでは


『痛んでいる』という事実を認めるかわりに


依存行為へ視線をそらして紛らわしていたところが、


痛みの正体を見据える強さと眼力が備わってくるのです。


そうなったらしめたもの

あなたはもう依存行為を

『心の支え』にする必要性がなくなることでしょう。






『ダイエットやめたらヤセちゃった』より。


夏目祭子さん