知らされない天才 | シン・135℃な裏庭。

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運動会で、歩きにくく、前にバタリと音たてて倒れた子に、


「電動車イスにのったり下りたりしようよ。


歩くだけでつかれたら、

何もできないもの。


字はおどってしまうから、


電動のカナタイプを使ってみない」


彼は今、上手に車イスをのりわけ、


カナタイプは機関銃のように早くうって


詩をかきはじめました。

「僕、絵もだめ、文もだめ、算数もだめ」


と泣いた子の、絵と文章で


一冊の本ができました。

出版社に感謝しながら、

その本を一冊ずつ手渡したときのうれしそうなこと。


何万部売れてるとはいいませんでした。


気負ってかいてはいけませんもの。。



一冊を抱いて寝ている子。


私は子どもの時の天才は

どうやって「知らさずに」おくのか、


それが、


そばについているものの責任だと思うのです。



だって、



おもねたものが出来上がると、



いけませんもの。。








7777-blueさんのブログ-121006_160944.jpg




宮城まり子さん



*すごい洞察力だと思います。


気負いはじめると、だめになっちゃいますもんね…