3‐30

おすわどん。

町田落語研究会。第27回?公演。

蕎麦屋が出てきた時点で、何となく、ダジャレが出てくること。

最後のサゲに至る展開まで、分かるらしいのだけれど、

僕らのような素人は、これくらいの分かりやすさがちょうどいい。

時間だってちょうどいい。

素人の落語で、人情噺、だらだら30分も聞いちゃいられない。

歌丸師匠の本をお借りしたので、冒頭の自語りの口調なんかは、

歌丸調になってたような気がしたけど、今はそうでもない。

だけど、全体の構成を考えて、噺の入りは、ゆっくりと丁寧に。

怪談を思われる語り口で、番頭さんの登場辺りから、テンポのギア

を上げていく。畳みかけるように軽妙に。

お客さんのアンケートで、

「羽夢一さん、上達しましたね」とあった。

小学生のテストの答案で、「よくがんばりました」のスタンプもらった

ような感じ。

そうだったのね。下手だったのね。以前の私は。