5月21日、
アリスインプロジェクトのガールズ演劇『みちこのみたせかい』
楽日最終公演をコンカリーニョで観劇。
※以下ネタバレあり
ほぼ満席でした。
アイドルや元アイドルが多数出演とあって、学芸会レベルかもと不安でしたが、いい意味で裏切られる結果に。
演者はそれぞれが持てる力を出し切ったと思います。
全員に"はなまる"をあげましょう(笑)
ただ、演者以外の部分で若干の不満も。
ヲタをターゲットにした舞台だから仕方ないのかもだけど、その辺の配慮をしてますよってのが、脚本や演出から透けて見えるのがちょっと。。。脇役を脇役として扱えないのって窮屈かも。
設定との整合性どうなの?というのもチラホラ。
例えば、クリスチャンの立原冬(横山奈央)は、『心はどこにある?』という質問に聖書から答えられるんじゃ?とか、倉橋玉枝(岩杉夏)が敷島未知子(吉本ほのか)に寄贈した本の日付は、あの時代なら西暦じゃなくて元号が普通のような?とか。
まだまだあるけど自重。まぁ、重箱の隅ですが。
ストーリー前半はとても面白かったけど、後半の収束の仕方がちょっと雑に感じたので、こんな評価になってます。
65点【バックアップ前(80点)/バックアップ後(50点)】
辛口に書いたけど、「あの猫は幸せだったのかな?」的なセリフでホロり。今年の2月に私の腕の中で息を引き取ったチビに、最後にかけた言葉だったから(´;ω;`)ブワッ
て、関係ない話ですね。
ここからは、自分の理解と疑問をいくつか。
・公式HP記載のあらすじは未知子視点。
・過去(未知子17歳・高等女学校5年/1934~37年のどこか)と現代(未知子74歳/1991~94年のどこか)
※劇中に出てくる年代や年齢から推測
・過去と思えるシーンは、実際は現代の未知子にだけ見えてるもの
※冒頭のシーンで同級生に井村姉妹(結/廣瀬詩映莉、解/久保田れな)は見えなかったし、織部絹代(塚本奈緒美)は同級生が見えないので挨拶しなかった(後半、同じ立場になって初めて挨拶する)
・制服があの年代にそぐわないのは、未知子が着たかったものが反映されてるから
※時代考証なにそれ?「エヴァンゲリオンリスペクトだよ」で決めたのかもだけどw
・人口知能=AI=アイ(駒野遥香)
・未知子と絹代が実験していたのは人格のAI化?
・未知子が絹代に伝えたかったのは?
もっとあるけど、文章にするのが大変で、いつまでもブログが完成しなくなるから終わり。
興味ある人はナチュラリアで語りましょう(笑)
舞台は17:00開演、19:05閉演。
楽日とあって、出演者全員の挨拶あり。
交流は19:35~20:15にステージで。
80人ぐらいが参加。
指原プロデュースアイドル(=LOVE)に選ばれた長南舞(春日花)と平岸我楽多団でメインに取り上げられたちーしゃみん(西倉晶)が人気で、常時5人以上の待機列。
全員と話すには42000円必要なので5人とだけ。
尾崎綺澄(水元香苗)
麩菓子っぽいJKでした(笑)来年またここで会えるかな?
長久保桃子(新井ちか)
解を諭したり、ノートPCの奪い合いといった見せ場たっぷり。
久保田れな(井村解)
普段人が踏み入れないゾーンに、精神的・物理的(キスw)に飛び込んでくる西倉晶に対する戸惑いと喜びがいい感じ。
塚本奈緒美(織部絹代)
3年前からずーと話したかった人。未知子との友情に生きる悲しい役。全編抑えた演技の中、一度だけ感情を露にした瞬間はさすが。
綾瀬りの(加山あけび)
車谷千鶴子(小西麻里菜)が放った、看護師カルテットへの言葉にリアルに傷ついてない?(笑)次は希望してた春日花を演るりのを見たいなw