楽器の鳴り | ギタリスト江口龍太のブログ

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ギタリスト江口龍太のブログです。

東京都東大和市でギターレッスンなどやっています。

私はギターが大好きです。




色々と日々ギターの事を考えて練習したり演奏していますが、




ある程度楽器のことが分かってくると楽器の鳴りについて気になり出してくるんではないでしょうか?





この話はフルアコ、アコギに限ったことでは勿論なく、

ギターを弾く人、あまり楽器に興味がない人でもよく耳にする話ではないでしょうか?





そもそも一般的に楽器の鳴りというはなしをすると色々な種類があるような気がします。




①音量が大きい


②音が柔らかい


③枯れた音がする


④ネック、ボディがよく振動する





などなど。




個人的には①の


音量が大きい=よく楽器が鳴る



と捉えている人が結構いるのかなと思います。




勿論それもあると思います。




個人的な意見としては②の

音が柔らかい、柔らかくなるが、


1番気に入ってる表現になります。





①音量が大きいは、


アコースティックの場合、ボディが大きければ大半は大きい音になると思います。


ですが音が硬く弾きづらいものもあります。


楽器の面積も関係あるかと思います。




③の枯れた音がするは、

これは音が柔らかくなるとかなり近いかなとおもいます。


経年により木が乾燥して接着剤が馴染んでくる。



ただエレキギター、フルアコなどはピックアップ含め電装系も関係してくると思うので単純に楽器の鳴りという意味では難しいところです。



よくあるのは新しい楽器、鳴らない楽器にピックアップだけ載せ替えるなど。



ビンテージタイプのピックアップや、本物のビンテージのピックアップや電装系にすれば確かに出力が下がって枯れた音にはなると思います。





④ネック、ボディがよく振動する。

これは①②③と関係があるかなとは思います。


ネック、ボディが振動するから①②③の現象と繋がる。



逆にネック、ボディが振動するけど鳴りが悪いはない。





んー、




よく考えたらあるかも。



①の音量が大きければ振動も大きくなって結果ボディ、ネックが鳴る。




けど音はまだ硬い




はあるかもです。




なので個人的には②が1番しっくりくる感じですかね。




音が硬いギターが音が柔らかくなる



この変化が1番楽器が鳴るという表現に近いと思います。




で、



どうすれば楽器が鳴るのか。





①弾きまくる

②時間経過

③放置

④調整

⑤その他




恐らく普通に答えると①の弾きまくるが正解のような気がします。

ですが、そもそも鳴るようにならない楽器

(ハズレの楽器)

もあると思うので所有する前から戦いは始まっています。




これ弾いてたら鳴りそうだな…



という超能力も必要です。




②③は似ていますが、



②の時間経過は普通に弾いて時間が経過する


③の放置は要は、弾かずに時間だけが経過する

倉庫や、楽器屋さんにあり、弾かれずに眠っている


感じでしょうか。



②は一般的な通常使用のような感じ(週に何度か30分〜1時間程弾く)

こちらは効果はあると思います。

が、勿論弾きまくりほどの効果はないとは思います。




③は眠らせているだけなので変化はほぼないかと思われます。


あるとすれば純粋な時間経過による木材の材質変化、乾燥〜接着剤のなじみなどでしょうか。




ただ保存の際に振動が伝わる様な場所に保存する

場合は別でしょうか。



楽器を作る際に木材を乾燥させる工程でしばらく放置する事がある様ですが、その際に音楽を鳴らしている部屋に木材を保存している、など聞いたことがあります。



ですのでこの場合の振動はマッサージ機や、モーターの様なもので振動させるなどの、極端な行為ではないので誤解のない様お願いします。




④の調整は状態によってはもしかしたら1番即効性があり効果が感じられるかもしれません。



元からポテンシャルのある楽器がうまく機能していない場合などは、いいリペアマンに調整してもらえれば歯車が噛み合い結果的に楽器の性能を十分に引き出し鳴る



ようになると思います。



ただ新品の場合は基本的にはしっかりと調整して売っているというのが前提なので、

所有しているが放置して状態が悪い、

調整が十分ではない中古やビンテージ

は調整によってよくなる可能性があると思います。




恐らく私は全ての事をやったと思いますが、

まあ弾きまくるが1番効果あるとは思います。




個人的感覚ですが、


2時間程弾いてエンジンがかかり始めるといった感じでしょうか。



ですので基本的にそれ以上、を毎日。

すると数ヶ月程で変化があるかなと思います。



勿論個体差はあると思います。




ここで大事なことは、

普通はそんなに弾いていられない




ということです。




ですので①ではなく②になると思います。




ですので、





触りたくなる楽器を買いましょう!





人によって触りたく楽器の基準は様々だと思いますが、

これ自分でも良くあるんですが、

ちゃんと触りたくなる楽器を買う。




安いから

見た目が好きだから

好きなミュージシャンが使ってるから

とか





その理由でも手に入れてから毎日触りたくなる楽器なら大丈夫だと思います。




経験上ギターを弾きまくるがやはり1番効果あると思うので、毎日触りたくなる、もしくはストレスの限りなくない楽器を所有するのがいいかもです。





ヤフオクやらメルカリで

おっ!



とか



ハードオフで

これは…



とかの衝動買いなどは




注意が必要ですね…。




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