こんにちは、浜田万里です。
1か月振りとなりますがいかがお過ごしでしょうか？
私の方は、父の４９日の法要で
今月、長崎に帰省していました。
ところで、あなたの家は何の宗派ですか？
身内が亡くなると日本では仏教でのお葬式ですが
宗派によって様々で、リサーチによると３割ほどの人が家の宗派を知らないそうです。
私も何となくしか知らなかった派です。
それでも浄土真宗に従い父の供養を行うことになりましたが
正直、宗教上の儀式に
しっくりこない感覚もありながら
なんとか法要を済ませてきました。
そのような経験もあり
今回は家族と宗教をテーマに
父から聞いたお話をさせて
いただきたいと思います。
父は、生前から浄土真宗のお経を
実家の仏壇で朝夕あげていましたが、
それとは別に日蓮宗の題目も唱えていました。
不思議に感じて、父に理由をたずねると
昔叔母が若くして結核を患い
重症化したのがきっかけで
祖母が何としてでも救いたいと
日蓮宗の熱心な信者になったそうです。
祖父は浄土真宗だったので
それに対して、無理やり祖母に
日蓮宗を辞めさせようとしたことで
日夜言い争いとなり、祖母がついに
祖父と別れて家を出ようとしたとのこと。
その時、高校生だった父が祖母に祖父との
復縁を泣きながら懇願し、
日蓮宗の教えを引き継ぐ約束をしたことで
祖母も受け入れ、元のさやに納まったそうです。
両親の宗教を受け入れた父でしたが、
家族間の宗教をめぐるトラブルに子供が
巻き込まれるケースは案外多いものです。
父はお経を毎日唱えるなど宗教熱心なわりに、
私が子供の頃は感情の起伏が激しく
怒りのスイッチが入ると恐ろしくて
それ以上怒らせないように顔色を伺う感じでした。
そんな父が、ある瞑想の先生と出会い
何年も毎日瞑想を続けたことで
人生の後半は、まわりが驚くほど
穏やかで平和な人に変容したのです！
瞑想の先生と過ごす時間で
本当に心満たされたのか
自分が心酔していることは
家族や友人にも伝えたい。
そんな気持ちから
ことあるごとに瞑想の
話しをしていましたが、
人によって反応は様々で
親友からは怪しまれて
避けられたそうです。
私もその時期は正直、
ピンとくることもなかったのですが
今になると、潜在意識のことや
スピリチュアルを学ぶことで
父が熱心に話していたことの
意味が分かるようになり、
長年続けてきた瞑想も
素晴らしいものだったのだと
感じています。
教えに出会うタイミングって大切ですね。
それにしても、
目覚めるきっかけは
人それぞれなので、
自分にしっくりくる
ものを信じればよいのではと
思っています。
たとえ本人にとって幸せになる
真実の教えだとしても、
他の人にとっては、その時には
まだ受け入れる時期にないとか
そもそも反発さえ感じられる
ものかもしれません。
私自身も心理学やヒーリング、
スピリチュアルなどの学びや体験は
自分の人生には大いに役にたったと
思いますが、
癒しのツールや教えは
伝える人のあり方や
自分が受け入れる準備が
できているかによって
変わってきます。
自分の価値観や生きる指針は
自分で選んでいいのです。
ちなみに父は親友から怪しまれて以来、
興味を示す人以外には瞑想をあえて
勧めることはなくなりましたが、
父が穏やかに変わったことで
逆に瞑想について教えて欲しいという
人も増えたそうです。
自分が満たされ良いエネルギーを出すこと
が一番ですね。
私もまた日々実践しながら
安らぎや心地よさを大切にして
ご縁のある方にスピリチュアル心理学や
ヒーリングをお伝えしていきたいと思っています。
今日はここまでとなります。
最期までお読みいただきありがとうございました。
それではまた、お便りいたしますね。
愛と感謝を込めて
浜田万里
対面セッションでは、ひたちなか市、水戸市、大洗町、東海村、那珂市、日立市など茨城県全域の方々の他、千葉県、埼玉県、東京都からもお越しいただいております。
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