今日は一人で渋谷原宿方面の会員制レストランへ。
で、ちょい打ち合わせ、後は孤独に食事でした。
これビルの最上階風景。
オマールエビのなにか。まあまあ。
正直大正エビが一番うまいです、こぶりだけど。
イセエビも大味だけど、見た目めでたいので高いのかな?
テンダーロインとサーロイン。
赤みで一枚ワンポンド。
二枚でもまああまり多くない。
さっぱり熟成していてこれはこれで秀逸です。
個人的にはやはり霜降りですが・・・
おバカな賢明なる読者へサービス(^o^)
不動産バブル再来を懸念する向きもあるが、これはまったくの
検討はずれ。これを示唆する統計やレポートもあるが単なるデマ。
平成元年二年相場はこんな低水準ではありませんでした。
それとここのところ、銀行ノンバンク貸出も限界、名目で+2か3%
くらい成長なければ、かなりまずい状況。事業用不動産の買取転売
業者在庫などは徐々に水準が切りあがる(売れ残りが増加する)
でしょう。
不動産市場、正直軟調になるのがやや心配な状況です。
適性な資産価格などあってないようなものですが、経済成長を伴わない
価格上昇には限度はあります。
これを意識する市場参加者が多数派になれば、相場は下落、下落内容
によっては実体経済に大きな悪影響を与えます。
こんな話は、会食や打ち合わせで毎日出ております。
それとなんか他のブログで、日銀は長期金利に関与あるいは主導して
決定できるか?などの質問あったので、過去さんざん書いたけどもう
一度。
結論は、できます。昔も今も。
やり方が昔と違うだけ。それと、長期に関与できない、などは政府日銀
のポジショントークただの嘘です、昔から。
長期金利の定義を二つ設けます・・・解説の為ね。
1)公社債市場の3年物以上の新発あるいは流通利回り
2)長期プライムレート(以下長プラといいます)の変動
平成二年頃まで
政府日銀の長期金利コントロールは
1)日銀窓口指導での貸出量の指導→これは命令。
日銀(もちろん背後に政府の意向もある)は自在に銀行等の貸出量
を決定できた。だから当時は金融政策単独でインフレ率のコントロールも
できた・・・学者がいう流動性の罠なんか、実際の日本の金融界ではあり
ません。
2)長期プライムレートは興銀が長銀と相談して決定、最下位の日債銀
に通知していました。ここで政府日銀にも根回しします。
長プラの決定に事実上日銀が関与できました。
都銀地銀第二地銀(途中まで相互銀行)雑金融機関はこれに右に倣え、
でした。当時の金融界は政府特にモフ(大蔵省)日銀長信銀二行が
支配していたのです。
補足すると、当時の長プラは長信銀三行農林中央金庫、商工中金の
5行が自己資本の20倍まで、五年物利付け金融債を発行、その利率に
0.9%上乗せしたものでした。
長プラを決める=長期貸出金利と公社債市場という長期の債券市場
を決める
です。
平成二年に日銀は窓口指導を突然廃止します。
橋本内閣の金融ビッグバンでの長銀破たん、興銀が第一勧銀富士銀と
合併するまでは、2)だけのコントロールが継続しました。
平成10年以降は、日銀は長期の公社債市場の売りオペ買いオペで長期
金融市場をコントロールしています。
但し長プラは各行でそれぞれ決定、に変わっています。元来貸出金利は
個別に昔から決めていたので、大勢に影響はありません。
政府日銀は長短の金融市場の事実上の支配者です。