貸出の経済効果 Ⅰ | ラーメン二郎とNWA世界ハゲでぃすりチャンプブル二郎のブログ

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味含め辛口ですが、ブログ主の主観です。

皆様こんにちわ!!


(若い子、末尾わとかちに点つけたり流行ってるので

真似してみた(^o^) まあ日本語の変化かな。どっかの

若い人のブログコメ欄で軽くこんばんわに意見あったけど

まあ、ええわ、って感じかな)


デマドックインチキ経済教室の時間でございます。


本日のインチキは、貸出の経済効果Ⅰ、嘘とデマだらけ

なので、半値八掛け五割引きで読むか、もう読むのやめ

ましょうね(^o^)


そういや、大阪都構想、むちゃくちゃ書いたけど、文句こ

なくてつまんないなあ・・・笑 いや、デマドックも愛人ほし

い、できればひ○がいい。 誰かいじめてー、ドッグさん

とか(^o^)


で、金融緩和の効果のひとつ、貸出増加に関して(一応

消費者ローンなどの小口金融よーわからんので除外し

ますね、これ前提で読んで。小口の経済効果詳しい人は

コメ欄で教えてちょーだいね!)、その中身が問題、今日は

資金使途別に考えていきます。


銀行ノンバンク等の貸出の主な資金使途以下の通りです。

(見落としあったら、これも誰か教えてね。)


個別経済効果もサラッと書いときます。


Ⅰ リファイ、借り換え・・・他社の債権を肩代わりする資金

住宅ローンなんかでよく借り換えしませんか?って勧誘あった

人もいますよね?


リファイ+事業資金の+アルファ資金借りる、ブローカーの紹介

で借りて、成功報酬調達金額の3%払う、などのケースもある

けど、これが一番経済効果少ないです。


借り換えで金利が1.5%下がるとかもあるけど、この部分は

貸し出し全体の10%くらいの構成比、貸出額に対する経済

効果は2%程度でしょう。


Ⅱ 不動産買い取り資金 含む住宅ローン アパートローン


これは、時期により経済効果が全然違います。


例えば、リーマンショック→麻生政権が財政出動やって下支え

するが、白川総裁の誕生で金融引き締め→民主党政権で緊縮

傾向の強い財政政策に転換


これで、国内不動産市況は悪化し続けます。当然貸出は減少し

つづけ(http://ameblo.jp/7733aaa/entry-12111826858.html

合わせて読んでみて)、国内ぐちゃぐちゃでした。


その後安倍政権誕生、日銀総裁変わり、金融緩和、日銀がリート

も買い始め、これは賃貸ビルや賃貸マンションを小口証券化した

ものを日銀が大量購入する=日銀が不動産直接買い、冷え切った

不動産市況一気に好転します。


すると、緩和して値上がりが始まり二年くらい、要は2014年年央

くらいまでですが、民主党日銀の政策不況で塩漬けになっていた

不動産融資の物件がまずバタバタ売れていきます。


塩漬けとは例えば、


銀行がA不動産にビル10棟買い取り資金を100億融資していた。


リーマンショックや金融引き締めなどで、これが時価で60億に下がっ

た。ところが、賃料はコストを引いても年間2億入る。債務者もこの

内1.8億を元利金に入金するという。


それで、本来はもう返済期限きてるけど、薄く払ってもらって競売な

ど法的手続きは猶予する・・・競売しても銀行大損するので、こう

します。


ところが、2014年には、これらの価格が100億になったので、全部売

らせて回収できちゃった、めでたしめでたし。


不況脱却初期はこんな売却の比率が高いので、誰も儲からないの

がご理解いただけると思います。


なお、上記取引で不動産仲介手数料が発生することもありますが、

上限概算の6%+消費税が支払われることは上記のようなぎりぎりの

損失処理ではめったにありません。


2014年くらいまでのこれの経済効果はせいぜい5%くらいでしょう。


新築住宅の住宅ローンは実行額の30%程度は貢献度あり、アパート

ローンは中古のものが結構あるので、これは一般的な不動産買い取り

資金融資に準じた計算でしょう。


ところが2015年以降は、債権処理ではなく結構前向きな投資として

の売買がめだつようになりました、売主も結構な高値で利益だして

いるケースが多いので、2015と今年は15%程度みるべきでしょう。


金融政策も為替政策と同じで、長期間継続することで

効果が大きくなる構造わかるよね?


金融政策に偏重した経済政策に問題あるとか、オームのようにいう

人もめだつけど、もう少し具体的な金の動きとか理解してから考えな

いといけませんね。もちろん、金融政策での景気回復副作用とかも

大きくなりがちで、次回以降それも書いていくけど、まず効果はきちん

と分析しましょうね。


Ⅲ 運転資金 

売掛金担保融資や手形割引もこのカテゴリーにとりあえず含

めますね。


事業拡大などでの増加した運転資金は貢献度100%と考えるべき

でしょう。


Ⅳ 設備資金 機械とかの新規購入資金くらいに考えてね。

老朽設備の交換とかも含めて考えましょう。

これも100%。


Ⅴ 建築資金 


これも100%ね。


Ⅵ 新規事業資金

以前のエントリーで書いたので、URL貼ったから気が向いたら

読んでください。

ま、50%としとこう。


http://ameblo.jp/7733aaa/entry-12108522275.html


Ⅶ ノンバンクなどへの卸金融 

これ増加すると、ノンバンク通して貸出増加になります。経済

状況がいいときはね。


ノンバンク融資の資金使途で考え、Ⅵまでにはめればいいと

思います。


こんなで、まあ80~90%カバーしてると思います。


で、現在銀行等はとにかくいろんなところから、

「貸せ貸せ」圧力強く、国債もなくなっちゃう(日銀がどんどん

買っちゃう、政府の借金がこれで消失とはいえないけどね)、


で、必死に貸出増加させようとしてますが、実際の増加の中身

の70%くらいはⅡの資金です。


続きはまじで次回です。