宮崎ピラティス教室アイリス― 骨盤のゆがみとピラティス
「骨盤のゆがみが気になります」というご相談を本当によくいただきます。
骨盤は身体の中心にあり、まさに「土台」といえる部分です。
骨盤の状態が整っているかどうかで姿勢や動きやすさ、さらには肩こりや腰痛、冷えやむくみといった不調にまで影響を及ぼします。
今日は「骨盤のゆがみ」がなぜ起こるのか、そしてピラティスでどう改善できるのかを分かりやすくお伝えしたいと思います。
骨盤は背骨と脚をつなぐ大切な部分で、上半身と下半身をつなぐ“ハブ”のような役割を果たしています。
具体的には――
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内臓を支える
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姿勢を安定させる
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下半身の動きをコントロールする
といった働きを持ち、まさに体の中心を支える要です。
この骨盤が傾いたり、ねじれたりすると、全身のバランスが崩れ、筋肉や関節に余計な負担がかかってしまうのです。
骨盤がゆがむといっても、必ずしも骨自体が変形するわけではありません。多くの場合は、筋肉のアンバランスや生活習慣が影響しています。
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姿勢のクセ
脚を組んで座る、片足に重心をかけて立つ、スマホを覗き込む姿勢が多いなど、日常の小さなクセが骨盤を傾けます。
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筋力不足
特に体幹や骨盤まわりのインナーマッスルが弱いと、骨盤を正しい位置に支えることができません。
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出産やホルモンの影響
女性は妊娠・出産で骨盤が大きく動きやすく、その後のケアを怠るとゆがみが残ることもあります。
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運動不足
動かないことで血流が悪くなり、筋肉の柔軟性が低下して骨盤を安定させにくくなります。
骨盤のゆがみは見た目だけでなく、体の不調にも直結します。
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腰痛や肩こりの原因になる
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猫背や反り腰を助長する
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下半身太り、むくみや冷えを引き起こしやすい
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生理痛や不調が重くなることも
このように、骨盤のゆがみは「放っておくと全身に影響する」問題なのです。
では、なぜピラティスが骨盤のゆがみに効果的なのでしょうか?
1. 骨盤をニュートラルに保つ練習
ピラティスでは、まず自分の骨盤の位置を意識することから始めます。前傾・後傾ではなく「ニュートラルポジション」を知り、そこに戻す感覚を繰り返し練習するのです。
2. 体幹と骨盤底筋を強化
骨盤を支えるのはお腹の深層筋(腹横筋)や骨盤底筋群です。これらを鍛えることで骨盤の安定性が高まり、ゆがみにくい体をつくれます。
3. 柔軟性を高める
硬くなった筋肉をほぐし、関節の可動域を広げることで、骨盤が左右均等に動けるようになります。
4. 呼吸で自律神経を整える
胸式呼吸によって横隔膜や肋骨まわりもよく動くようになり、骨盤まわりの筋肉との連動がスムーズになります。
骨盤のゆがみは、誰にでも起こり得るものです。しかし、ピラティスで正しい位置を知り、支える筋肉を育てることで、少しずつ整っていきます。
「最近、姿勢が気になる」
「腰痛や下半身の不調がつらい」
「出産後の骨盤ケアをしたい」
そんな方にこそ、ピラティスはおすすめです。