『カフェメシ』という言葉を初めて聞いてから

もう10年以上が経ちました。

その定義は非常にあいまいで

飲食のど真中にいるような人たちの間では

ともすると料理経験のない素人カフェオーナーの料理というように

悪意を持った解釈がされる場合もありますね。


最近、仕事を一緒にさせてもらっているシェフが試行錯誤していたのが

日本人のソウルフードのから揚げでした。


喫茶店の孫

NALU cafe   から揚げランチ ¥900


そして完成したのが

上にカポナータソースをかけた『から揚げランチ』

つけ添えがひじきだったり

一見、この10年のカフェめしの流れをくむようなメニューですが

調味料につけ込み肉の臭みと水分調整をするなど

シェフ渾身の一品になりました。

当然、表参道という場所にありながら

近所のアパレルさんやスタイリストさんが毎日がっついています。


毎月、海外にリサーチに行くほどの料理好きなシェフのたどり着いた

一つの答えが、このから揚げに詰まっていますね。

私も負けないように商品開発に励みます。

今は新商品のチーズケーキを開発中ですので

完成したら皆様にもご報告いたします。

ご期待ください。









「カフェにポスターなんか貼っちゃダメよ!本物を飾らなきゃ」

以前に知り合いの女性の版画家に言われた言葉を今でも覚えています。

そして彼女は当時、私の関わっていたカフェに無償で作品を提供してくれました。

現在、私が手伝わせてもらっている76cafe(ナルーカフェ)では

オープン当初より壁面をアーティストの作品で飾っています。



喫茶店の孫

先月末まで作品を展示してくれたアーティストの

大久保さん(左)と松尾さん(右)の作品です。



喫茶店の孫

大久保さんの作品



喫茶店の孫

松尾さんの作品



みなさん、もし自分でカフェを開いたら

どんな内装にしたいか、また、どんな物を飾ろうか

楽しみが広がりますよね。


答えは1つではないと思いますし、当然、これが正解というものもありません。

ですがカフェの中では少なからず何人かの人たちに

見てもらったり、感じてもらうために

インテリアやアートなどが存在しているのは確かです。

雰囲気の良いソファーやインスピレーションを受ける絵画など

それらが何らかの人と人とのつながりを生んでいく。

また逆に人との関係の中から新たなモノに出会える。

こんな偶然の出会いをたくさん経験させてもらっている僕は幸モノだと思います。


76cafe以外で僕のおすすめのアートが楽しめるカフェは

竹橋の東京国立美術館本館です。

カフェといっても自販機がある2階か3階の休憩所ですが(笑)

皇居のお堀を臨む休憩室からの景色は1時間でもボーとしていられます。


草間先生の作品をみて

休憩室で瞑想するみたいな…

皆さんもお近くに、憩いのカフェを見つけてみてはいかがでしょう。

そして表参道にお寄りの際は是非、76cafeに。

お店をオープンさせるということの大半は大変なことが多いですが

やはり、その見返りにゼロから何かを作り出すという、やりがいも当然あります。


お金をかければ何でも出来ると言えば語弊がありますが

やはりお金があれば大概のことはできます。

でもお店を継続していくという前提で収支を考えると初期費用は

極力抑えておくにこしたことはありません。


そんな中でもデザイナーとやり取りしている中で生まれる

ちょっとしたオリジナルのものが、いい感じに出来上がってくると

やっぱり嬉しいですね。


おいしいものにこだわった、タメになる話

昨日の続きにはなりますが

千駄ヶ谷のSweet Bar(スイーツバール)というケーキ屋さんの看板です。

白い鉄板を切り抜いてピンクに光るようになっています。

想像を超えて可愛くできたと思います。

よく見ると線で縁取るようにして文字をあらわしているので

非常に手が込んでいます。

日本の工業技術でも結構難しいそうです。


どのお店にもちょっとした、こだわりがあるものですよね。

私も好きなお店のここのデザインが好きとか

あの窓がカッコイイとか色々と思いだされます。

皆さんの心に残るデザインに今後も携わっていけたら幸せです。







前回のブログよりだいぶ時間が空いてしまいましたが

その間に、何とか渋谷区千駄ヶ谷にSweet Bar(スイーツバール)

というケーキ屋さんの2号店をオープンすることが出来ました。

と言っても11月15日オープンですので明日で2ヶ月になります…。


おいしいものにこだわった、タメになる話

お店はなんと3坪弱の狭小地ですが

それを感じさせない素敵なお店になりました。


私は図面上でレイアウトを考えるところからやらせていただきましたが

申請上の問題など色々な苦難を乗り越えオープンすることが出来ました。

千駄ヶ谷にはケーキショップがないので

地元の方たちからは非常に重宝がられております。


新規のショップをオープンするたびに思うのですが

お店のはじめ方には本当にたくさんの方法があります。

最初から多額の投資をして、それに見合うような回収を目的とするもの。

出来るだけお金をかけずに、まずは初めてみるやり方。

はっきりした正解がないので難しいのですが

私が何十件かお店をオープンさせてきた経験上、思うのは

色々な意味で方向修正ができることが、とても大切だと思います。


大企業なら話は別ですが、小さな会社や、ましてや個人店なら

お店をオープンさせることは一大事です。

最初にお金をかけるところ、できるだけ節約するところ

このバランスを間違えると取り返しがつかなくなります。

つまり方向修正が出来なくなる!!


このノウハウをきちんと教えてくれる人は

残念ながら今の日本には、ほとんどいません。

それには色々な理由があり、一概には言えませんが

経験したことのある人が圧倒的に少ないことが

大きな要因であることは間違いないでしょう。

私はこのような経験を生かして今後も

小さなお店をはじめたい人のお手伝いが出来ればと思います。






私は非常に面倒くさがりなのですが

そんな人でも簡単で美味しくできるシリーズの第一弾は

珈琲屋の孫にもかかわらず、紅茶の入れ方です。


私は紅茶のインポートもやっている大手の企業で

7年間勤務していた経験があります。

今回紹介する方法はそこで教わった基礎知識を

自分なりにアレンジしたものです。

これから料理を始めようという人にも役に立つことが

多少はあると思いますので、興味がある方は実践してみてください。


まず用意する道具の一覧です。

私はメーカー自体にコダワリはないのですが

ネット通販で手に入りやすいものなどをあげておきました。


1.ティーポット 

これは「 ハリオ ジャンピングリーフポット 」がお勧めです。

有名な紅茶屋さんもこれを使っていますが

ストレーナーもついているので極端な話、これと

カップとヤカンさえあればリーフの紅茶が入れられます。


2.キッチンタイマー

秒単位の時間がはかれるものでアラーム音の音量が

調整できるものがいいかもしれません。

以外に音の大きいものが多いです。

タニタなどのメーカー品も最近は何百円で売ってます。


3.電子ばかり

1g単位で重さがはかれるものでれば何でも大丈夫です。

0.5g単位ではかれるものであれば他の料理の時に

微妙な塩加減なども、はかることができます。


4.やかん

お湯が沸かせればなんでも大丈夫ですが

お湯を勢いよく注ぐので傾けた時に

蓋が取れやすいものなどはNGです。


5.コルクの鍋敷き

紅茶のポットの下に敷くと保温効果があります。

鍋物や珈琲のサーバーに敷いたりも出来るので便利です。


6.ポットカバー

これは乾いたタオルや大きめのミトンなどでも代用できます。



それでは、いよいよ入れ方ですが

私はポットに紅茶を摘出して、そのままマグカップなど

自分の好きなカップに移して飲む “適当スタイル” です。

紹介するのもそんな簡単な方法です。


1.お湯を沸かす。

  この時、汲み置きの水は使わずに

  水道から出たばかりの水を使いましょう。

  日本の水道水は軟水で出たばかりでは

  空気を沢山含んでいるので、紅茶や珈琲に適しています。

  ミネラルウォーターや何処ぞやから汲んできた名水などは

  硬水だったり、空気を含んでなかったりするので紅茶には不向きです。

  美味しいという人もいますが、大方は気分的なものでしょう(笑)


2.沸騰したお湯でポットを温める

  これをしないだけで5℃~10℃も紅茶がさめてしまいます。


3.茶葉を計量する

  温めたポットのお湯をいったん捨てて

  電子ばかりに乗せて茶葉をはかりましょう。

  カップ2杯分で3g程度でよいと思います。


4.お湯を注ぐ

  沸騰したお湯を勢いよくポットの茶葉めがけて注ぎましょう。

  カップ2杯分で300cc程度でよいと思います。


5.蒸らす

  3分~4分間、茶葉を蒸らしましょう。

  この時はティーポットをコルクの鍋敷きの上に置き

  ポットカバーか乾いたタオルを巻くなどして保温しましょう。

  薄めの紅茶が好きな人は蒸らし時間は変えずに

  少しお湯を増やすなどして薄めてください。

  蒸らしの時間を短くしても薄くなりますが

  お茶の旨みも十分に摘出されないので

  蒸らしの時間自体は短くしないほうが良いと思います。


6.紅茶をこす

  蒸らし時間が終わったら軽くポットをゆすって

  紅茶をカップに注ぎましょう。

  この時に必要以上にゆすったりする必要はありません。

  1~5までの手順に従えば紅茶はかなり

  高温のままですので猫舌の人は

  カップはお湯で温めなくても良いかもしれません。

  普通に熱い紅茶が飲みたい方はカップもポットと同様に

  温めておけばばっちりです。



1.のティーポット以外は他の用途にも使えるものばかりなので

一人暮らしの人でも揃えて損はないものだと思います。

一見、手順が多いように思いますが、やってみると意外に簡単です。

私の方法がベストではないと思いますので

もっと簡単で美味しい方法があれば、是非教えて下さいね。

そして私の簡単シリーズは続きます。