妻がくも膜下出血で倒れて33日目。

きのう喉の管も抜け

しゃべり始めていたので

今日はどんな話ができるか楽しみでした。

面会に行くとリハビリ中でした。

リハビリ室で話をした時に

「ぼくのこと分かる」と聞くと

「分かる」と答えてくれました。

「歳は」と聞くと

「35歳」と。

何歳サバを読んでいるんだ。

PTさんが動きの悪い右手の指を伸ばすと

「痛い」と。

 

病室に戻ってからも

話をしていると

通じることと

通じないことがある。

くまのプーさんのぬいぐるみを見て

「プーさん」と言ってくれた。

ハローキティのぬいぐるみを見て

「ミッキーさん」と答えた。

「ミッキーさんじゃなくてキティさんですよ」と言うと

「キティさんか」と。

やっぱり記憶に障がいがあるのか。

そんな妻を見て

さびしいような、悲しいような。

後遺症として

記憶障がいや失語症は避けて通れないのか。

後遺症は後遺症として受け止めるとしても

これだけしゃべってくれるのなら

意識レベルは上がっているのではないだろうか。

でも、時々眠ってしまう。

目を開ければ

やんちゃな左足を動かしている。

先日髄液を抜いたから?

また意識レベルは下がるの?

水頭症?

出血量が多くて

回復に時間がかかっているだけじゃないの。

これだけしゃべれるようになったのだから

このまま水頭症も治ってしまえばいいのに。