* S *
「 ん…はぁ 」
甘い吐息を吐いて目を閉じた雅紀はたまらな
く可愛くてもう手加減なんてできなかった。
ラグに押し倒して覆い被さりより深く口内を
攻める。
「 しょおちゃ…ちょ………んっ…まって 」
「 待てない、雅紀…もっと… 」
お互いの熱と荒い息遣い。
そして混ざりあった唾液が溢れて雅紀の頬を
濡らした。
「 ねぇ、しょーちゃん…もぉ… 」
「 ベッドへ行くか? 」
「 ん、行こう 」
チュッ
名残惜しく離れたクチビルが冷えていく。
早くまたあの熱に触れたい。
寝室へ移動してお互いのシャツを脱がせあっ
た。
素肌に触れて、抱きしめあって、またクチビ
ルが重なる。
「 しょーちゃん、好きだよ 」
「 オレも雅紀のことが好きだ 」
密着した胸から強い鼓動を感じる。
雅紀の大きな掌に背中を撫でられる感触が心
地いい。
「 はぁ… 」
無意識にでた吐息。
と、同時にフワリと一瞬身体が浮いた。
ドサッ
「 しょーちゃん、かわいい 」
気がつけばベッドに押し倒され、オスの顔を
した雅紀がオレを見下ろしていた。
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おや?( ̄▽ ̄)