* A *
週末、今日は仕事が終わったらしょーちゃん
の家へ泊まりに行く。
お互いに土日の休日出勤もないから日曜日の
夜までゆっくりできるかな?
満月の夜、お互いの気持ちを確認しあった。
オレはしょーちゃんが好き
しょーちゃんはオレが好き
なんだか気恥ずかしくてムズムズする。
まさかしょーちゃんと恋人同士になるなんて
思わなかった。
人生なにが起こるかわからない。
「 よし、終わりっと 」
デスクを片付けてからしょーちゃんにLINEを
送る。
『 仕事が終わったから先にしょーちゃんちに
行って夕飯の準備してるね 』
『 ありがとう
オレもあと1時間くらいで終わる 』
ポケットに入っている合鍵に触れると顔がニ
ヤけそうになって慌てて引き締めた。
「 雅紀さん、ご機嫌ですね 」
「 流星、おつかれさま
もう終わる?途中まで一緒に帰るか? 」
「 はい、ぜひ♡ 」
「 じゃあ行こうか 」
「 雅紀さん、これからデートですか? 」
「 あ〜うん、お家デート?みたいな? 」
「 ………そうですか、お泊まりですか 」
「 あ〜えっと、そう…かな? 」
「 ………ですよね⤵︎⤵︎⤵︎ 」
お泊まりって改めて言われると恥ずかしい。
だってきっとそうゆうことになるよね?
ということは、薬局へ寄ってアレコレ買って
いかないと。
しょーちゃんに痛い思いはさせたくない。
心配しないで、しょーちゃん。
絶対に優しくするからね。
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ん?( ̄▽ ̄)