※『 あーんする? 』A side です
S side はコチラ → ★★★
* A *
しょーちゃんと久しぶりに休みが重なった。
当然、昨夜はいっぱいイチャイチャしてそれ
からしょーちゃんの腕の中で眠った。
チュッ
チュッ
顔のあちこちに柔らかなクチビルの触れる感
触がして目を開けると、しょーちゃんがオレ
に覆いかぶさろうとするところだった。
もぉ、昨夜いっぱいシたじゃん。
しょうがないなぁ…
拒む気なんてさらさらない。
しょーちゃんの背中に腕をまわそうとしたそ
の瞬間。
グーーーーーッ
オレの腹が盛大に鳴った。
「 しょーちゃん、腹へった 」
甘い雰囲気も吹っ飛んだけど、背に腹はかえ
られない。
「 どこかにブランチでも行くか 」
えっ?それってデートじゃん!
「 うん、行く!ブランチデートだ♡ 」
うれしくてしょーちゃんの頬にチュッてする
と、しょーちゃんの顔が雪崩を起こした。
しょーちゃんの知り合いのカフェで人目につ
かない奥の席を用意してもらい、おススメだ
というホットサンドを注文した。
パクッ
モグモグ
「 しょーちゃん、おいしいねっ 」
おいしくて幸せで自然に笑顔になると、しょ
ーちゃんもすごく幸せそうな顔になる。
「 ん?しょーちゃん、どうしたの? 」
「 いや、美味そうに食べるなと思って 」
「 めっちゃうまいよ、あーんする? 」
「 ん、する 」
「 くふふっはい、しょーちゃん
あーん♡ 」
「 うん、美味い 」
「 ねっ、うまいね 」
「 雅紀もこっち食うか? 」
「 うん、ちょーだい 」
しょーちゃんが食べているフワフワのクリー
ムサンドもおいしそう。
でも、その前に…
「 しょーちゃん、クリームついてるよ 」
「 ん?どこだ? 」
「 んっとね… 」
あたりを見まわして誰からもオレたちが見え
ないのを確認してから、チョイチョイってし
てしょーちゃんを呼ぶ。
「 何だよ? 」
「 くふふっここ 」
ペロリ
顔を近づけてきたしょーちゃんのクチビルに
ついていたクリームを舐めると、甘いクリー
ムの味と甘い二人の時間が広がった。
おしまい

