「 しょーちゃんでも嫉妬なんてするんだ? 」
「 あたりまえだ
オマエに惚れてるんだから 」
開き直ったオレはもう雅紀への気持ちを隠す
つもりもないし、恥ずかしさも何もない。
平然と言い放つオレに雅紀が顔を赤らめてい
る姿がかわいい。
30歳過ぎのオトコをかわいいと思うなんて…
オレもいい加減終わってんな。
「 ホントに…
しょーちゃんの血をもらってもいいの? 」
「 だから何度もそう言ってる 」
「 ………オレのことキライにならない? 」
は?何で嫌いになるんだよ。
「 ならない
絶対にならないから安心しろ 」
「 ん…わかった
じゃあ、これからはしょーちゃんにもらう
ことにする
よろしくお願いします 」
ペコリ
頭を下げる雅紀がますますかわいくて、顔を
上げさせクチビルを寄せていくと…
「 しょーちゃん、待った 」
雅紀が自分のクチを塞いで待ったをかけた。
「 ………何だよ? 」
「 オレ、まだしょーちゃんのこと好きって言
ってないだろ 」
「 は?言わなくてもわかるし
てか、早く言えよ 」
「 言わない 」
プイッと横を向く雅紀の顎を掴み元に戻して
クチビルを覆っている手に口づける。
そして雅紀の驚いた表情を見つつ、ベロリと
甲を舐めてそのまま指の間にシタを差し込ん
でやると、
「 うひゃぁっ! 」
なんとも色気のない声を上げてクチから手を
外した。
すかさずクチビルを合わせる。
チュ…クチュ
「 はぁ…しょーちゃん、ズルい 」
途端に漏れる甘い吐息。
………ズルいのはオマエだ。