『 Monster 』番外編
〜 ある日のしょーちゃん 〜
* A *
急に午後の仕事がキャンセルになった。
時間もあるし、今日は餃子でも作ろうかな?
買い物をして、マネージャーにしょーちゃん
の家まで送ってもらった。
しょーちゃん、今日はお休みだって言ってた
けどきっと出かけてるよね。
餃子作って待ってよ。
・
・
・
ガチャッ
「 ただいまぁ 」
シンと静まりかえる部屋の奥から、
グォー…スピー…
寝息?イビキ?がする。
リビングのドアを開けると…
でっかい黒ネコ
いや、ヒョウになったしょーちゃんがラグの
上に横たわって寝ていた。
うわぁ超かわいい♡
ピクンピクンと動く耳とシッポ
ヒクヒクする鼻
起こさないように近づいて隣にすわった。
ツヤツヤ黒く光る毛並み。
気持ちよさそう…
驚かさないようにそぉっと手をのばし、カラ
ダを撫でる。
あったかい。
人間の姿の時より体温高いのかな?
ノドのあたりを撫でると、
ゴロゴロゴロ
ノドが鳴った。
くふふっ
気持ちよそうに眠るしょーちゃんを見ていた
ら眠たくなってきて…
あたたかい陽射し
開けた窓からは気持ちのいい風
お昼寝日和じゃん?
しょーちゃんの隣に横になる。
しょーちゃんのカラダに触れて
しょーちゃんの体温に触れて
いつのまにかオレも眠りについた。
その1時間後…
グアッ!?
目が覚めたしょーちゃんが隣で眠るオレを見
て、叫び声とともにものすごい勢いで飛び起
きた。
おしまい
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
" こんな黒ヒョウしょーちゃんが読みたい! "
ありましたら、リクエストお待ちしています
♡ヽ(´▽`)/