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高槻さんと何度目かのメシへ行った。
オレが料理するってわかってるから、いつ
もおいしい店に連れて行ってくれる。
今日は和食創作料理の店。
どれもおいしい。
しょーちゃんに作ってあげたいなぁ。

「 今日もおいしい料理ばっかり
    和食ってムズいよね
    コレなんか作れたらいいのになぁ 」

「 ふふっ
    いつもおいしそうに食べてくれるから
    誘いがいがあるよ 
    コレは実は結構簡単なんだよ
    一緒に作ってみる?
    誰か…食べさせたい人いるんでしょ? 」

そう言われて少し顔が赤くなる。

「 赤くなった(笑)
    その人は幸せ者だねぇ 」

「 …オレにも作れるかな? 」

「 決まり
    うちで料理教室しますか 」

「 えっ…でも自宅なんて迷惑じゃ… 」

「 迷惑なわけないでしょ
    相葉くんのこと友達だと思ってるのは
    オレだけかな?
    それとも…
    オレのウワサ聞いて警戒してる? 」

「 警戒って…そんなことない
    オレだって友達だと思ってる 」

「 ははっ、ありがとう
    相葉くんといるとね
    楽しいし、ココロが安らぐんだ
    友達でいさせてね 」

「 オレのほうこそ…
    じゃあ、料理教室お願いします! 」

こうして、高槻さんの家で料理を教えても
らうことになった。
でも…この時オレはあんなことになるなん
て思いもしなかったんだ。