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今日は潤と二人でテレビ誌の撮影。
その休憩中…
「 まー、最近高槻さんとよく出かけてる
みたいだね 」
「 ん〜よくってほどじゃないけどね
メシとか飲みにとか?
いろんな話し聞けて楽しいよ 」
潤…なにか言いたそう?
「 なんだよぉ…なんか言いたそうじゃん 」
ちょっと困った顔をして、
「 いや…
まーが翔さん一筋なのはわかってるけど、
あの人ウワサ多いから
大丈夫かなぁ?なんて? 」
そんなこと言うからちょっと呆れる。
「 あのさぁオレ、オトコだよ?
ウワサは…まぁ最近聞いたけど
いい人だよ?友達として
いくら恋人がしょーちゃんだからって、
そうそうオトコとどうこうなんねーよ 」
「 ごめん、そうだな
最近、まー本当にキレイになったからさ
ちょっと心配なんだよね
狙ってるやつ多いよ? 」
ニヤっとイケメた顔で笑う潤。
「 だから、オレはキレイじゃなくて!
カッコいいの! 」
「 はいはい、そうでした 」
まぁでも…
「 心配してくれてありがと? 」
「 高槻さんが人間的に魅力がある人だって
言うのはわかるよ
ただ…翔さんにあんま心配かけるな 」
「 わかってる 」
ポンポンッとオレの頭を撫でて、潤はスタ
ジオへ戻っていった。