次男が買った車がやっと来ました。
帰り道、車窓をジーっと見ています。
何を思いながら眺めているのだろう？
外の景色は何にも考えてなくてもいいものよね。
『気分が全然違う、行って良かった』と言う言葉が聞けたこと。何よりでした。私も楽しかった。
車を購入する迄、あちこちの車屋さんに一緒に行ってもらい、別れた夫にも協力して貰いました。『買う』と言ってから半年くらい掛かって、やっと手に入れた車です。
数カ所目の車屋さんに行ってからはトントン拍子に決まりましたが何より、不動産屋さんとの連絡やら細々したことも忙しいなりにやったり…
それでもあっという間の１月ちょっとでした。
孫（息子）はお婆ちゃんの身体がだんだん言う事が効かなくなって『早く買わなきゃな』と自分が乗りたいと言うよりもお婆ちゃんをもっと何処かに、何かあった時に、とお婆ちゃんの為に用意した車なのです。
今日はそんなお婆ちゃんを家から連れ出して、お買い物をしに行きました。全てお婆ちゃんの物です。
先日、私が安くて安くて凄く楽しいお店を見つけたのでそこに行こう！と
肌着が130円
トップスが390円から590円
ズボンも390円から590円
冷んやり枕カバーなんて190円
こんなに安くてまるで宝探しのよう。
2人してテンション久しぶりに上がりました。
2人してテンション久しぶりに上がりました。お婆ちゃんとの一緒の買い物は近所のスーパーに車椅子で数回行っただけ。
自分の洋服を自ら見て買うことが再び出来たこと。
同じ建物にはホームセンターも靴屋さんもあり、階を変えるだけでこっちにもあっちにも行かれます。
車椅子でエレベーターを使って移動するのは病院くらいだったので何だか新鮮でした。
1年以上も靴屋さんに行かれてない母に『靴も見る？』と言うと気に入った靴を一足買いました。
最初は『もう、歩けないし必要ないからいいよ』と言っていたのですけど…気に入ったのがあって良かったです。
その後はお婆ちゃんの紙パンツ、パットなどなど…も買って。（これが1番有難い！何時もは私が自転車で買って帰るので荷物がパンパン！これから楽だわ〜）
所要時間、約1時間半くらいでしたかね。
そんなお婆ちゃん、車の乗降も楽だってびっくりしていました。サチュレーションは85くらいに下がりましたけど、病院行くときの下がり方とは明らかに違ったの。椅子の高さの違いかな？
もっとびっくりしたのは降りていきなり階段上がって玄関ドアまで行けちゃったこと。慌てて『椅子！椅子！椅子に座って〜！』玄関の中で暫く椅子に座っていたけど、『楽だったわ〜〜』って
これも私でなく孫の優しい介助だったからかしら？
家を出てすぐの頃
サチュレーションを確認中
帽子がズレてます…カーディガンや羽織ものは私の物を使用してます。なんせ母は3Ｌだった人15㎏減って今は50㎏無いです。↓
買った紙パンツが脇の下でいい感じで支えになっています。
『気分が全然違う、行って良かった』と言う言葉が聞けたこと。何よりでした。私も楽しかった。
息子に感謝です。
家にずっといると、本当に段々と具合が悪くなって行くようで。私は出来るだけ、普通の人が感じること、していることと同じように母にもしてもらいたい。安静が一番だと思っているけど、暗い部屋から出て『ああ、気持ちが良い』って感じてもらえることを少しでもやってあげれたら、それだけで満足。
買い物行こうと言ったとき、眉毛だけはサッと描いてた母。やっぱり母だ。笑