前記事 このために今このブログを開設したので、夏川椎菜1stアルバム「ログライン」についてを綴る。の続きです。

 

あー、いえ、すみません、前記事が単なる自己紹介になってしまい完全にタイトル詐欺状態ですが、今回からはキッチリ仕事していきたいと思います。

なるべく、なるべく個人的感情を脇に置き、夏川椎菜さんの1stアルバム「ログライン」について語っていきます。

 

 

この作品は、様々なタイプの曲が揃っています。

曲のタイプはあっちこっち行きながらも、まるでコンセプトアルバムかのような統一感とストーリー性を感じさせ、聴き終えると長編映画を見たあとのような余韻を残します。作品の特徴としては、この部分が最も大きいと感じました。

そしてそのコンセプチュアルな部分を作り出している要素は、大きく分けて2つだと考えます。

 

一つは、アルバム全体を通して夏川さん自身のバックストーリーを彷彿とさせるで造りであることで、これが最もたる要素だと思っています。「パレイド」の曲順を1曲目に変更したと夏川さんが言っていましたが、それがかなり効いているのではないでしょうか。

 

そしてもう一つは、夏川さんのフラットな声質です。

フラットな声というのは、色々なタイプの曲を歌う上で非常に強力な武器です。だいたいどんなジャンルでも違和感が無く、しかもデジタル音主体のエレクトロニカな方向の曲には、フラットな声質が最も合う。

この声が、曲のタイプの振れ幅で寄せ集め感が出てしまう危険性を排除し、統一感すら出しているんじゃないかと思います。

 

以上の2つが、この作品の大きな特徴であるコンセプチュアルな部分を作り出しているのではないでしょうか。

 

 

楽曲自体も良曲揃いで、一曲一曲から一切手を抜いていない全力投球感が伝わってきます。

 

 

という訳で、このアルバムの一番の売りは、

「作品自体の出来」

だと思うんです。

 

ということは、この作品の良さを知ってもらうには、言葉を色々と並べるよりとにかく「曲を聴いてもらう」のが一番です。

「まずはコイツを聴いてみな!」なけです。

そして良曲の金太郎飴状態な作品なんですから、リード曲のみをピックアップするのではなく、5~6曲くらいを繋げたクロスフェードデモを作ったほうがいいのではないかと思います。

 

とはいえ、ラジオのゲスト出演だったりと、クロスフェードデモをかけるのは難しい場面があったりすると思います。

そんな時は一曲に絞ることになりますが、そこで選ぶのは「ファーストプロット」ではなく、「パレイド」でいい。もともとゲスト主体の番組ならともかく、それ以外ならなおさら「パレイド」にするべきです。

 

ゲスト主体の番組ならリスナーの大半は夏川さんのファンになるでしょうが、それ以外、他の声優さんの冠番組だったりすると、リスナー層が違う。

そして声優コンテンツというものは、内輪とその外で、色々なものの認知度の落差が非常に激しい。

Trysailファンの方々なら、買ったかどうかは別として、「パレイド」の認知度はほぼ100%でしょう。

しかしそこから一歩外に出た途端、一気に認知度は下がるのではないかと思います。

夏川さんを長く見ているであろうミリオンライブPですら、「パレイド」の認知度はおそらく数十%、もしかしたら数%かもしれない。……いや、これは完全に何の根拠もない私の推測ですが。

 

そして、アルバムの曲群の中では、やっぱり「パレイド」が頭一つ抜けている。

もちろん他の曲もめっちゃいい曲で、それはここまでに散々書いてきましたが、「パレイド」が強すぎるんです。

初めて「パレイド」を聴いてからアルバムを聴くまでのタイムラグがほとんど無い私なので、ほとんどの曲をほぼ同じ条件下で見れている…と思うのですが、どうでしょうか。

 

つまり一言で言うと、既存のTrysailファン以外にもこの作品の良さを知ってもらうには、クロスフェードデモか「パレイド」を聴いてもらうのがいいと私は思うわけです。

 

 

 

とまあ色々と書いてきましたが、もう時期的に、これから夏川さんのアルバム宣伝を含めた露出があるのかはわかりませんが、

要するに、

こんなに良い作品なんだからもっとみんなに聴いて欲しい!

ということです。はい。