「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」
我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。
デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラー。
6月5日からは松たかこ主演で映画も公開になります。
個人的感想として、最近読んだ中でも群を抜いておもしろかった作品

ここのところ本屋さんでもずっとランキング一位に並んでますよ。
中学生が殺人を犯すショッキングな内容ながら読んだ後、
深く考えさせらる。
かといって重苦しくなく、どんどん読めちゃう。
書き方も一つの殺人についてあらゆる人物の目線で語りながら真実がどんどん明らかになっていく方法で、人間の複雑な心情が細かく描かれていてとてもわかりやすい。
登場人物にもしっかりしたキャラ設定がしてあるからいろんな見方が楽しめるし、読みながら人物の気持ちになって一喜一憂できる。
愛情ゆえの復讐は果たして許されるのか?
作品の中に聖職者と表現されているように人を許すことは時になかなか難しい。
聖書にも人を許しなさいみたいなこと書いてあったっけ。
そんな寛大で器の大きな人になりたいねぇ。