『字は綺麗に書け』
『手に職をつけろ』
これは私が覚えている寡黙な父の言葉
幼稚園の頃から習字を習い、とりあえず小6まで続けた
何で始めたのか記憶にないが、今思うと兄弟みんな習字は習っていたような...
中学卒業時期、受験票かなんかを書く時に聞いたのがこの言葉
「何で?」と聞いた私に父が
『字はその人を表すんだよ。
面接官はお前を見てるけど、他の人はお前が書いたその書類を見る。
その字がお前を示すんだよ。
心を込めて書けば、その思いはきっと伝わる。
適当に書いて落とされるんじゃ、悲しいだろ?
一生懸命書いてダメだったら、諦めもつく。
まあ、お前なら大丈夫だと思うけどな!』
確かこんな様な話をされた記憶がある
それから私は、人生を左右される様なものには特に綺麗に書く様にしてきた(つもり...)
確かにそのお陰で?そういう試験等には落ちた事がない😅
高校卒業時期、進路をどうするか迷ってたときにもまた父の言葉
この言葉と同時に
『おじいちゃんも看護婦さんになったらいいよって言ってたわよ〜』とおばあちゃんからの言葉
このおじいちゃんの遺言と思われる言葉は中学の時にも聞いた
じゃ、常盤女子かな〜なんで思ったのだが、私の頭では到底無理な学校だった😭
そして、3年後...
またもや聞いたこの言葉
人見知りで泣き虫で自己主張が出来なくて...っていう私だったのだが、じゃ、なれるもんならなってみるか!
で、病院に就職し、そのまま学校に入学
仕事と学校と遊びと大忙しだったのだが、多分きっとこの頃が一番人生を謳歌してたのではと思う
遊び過ぎて、学校の試験は再試の嵐
再試の度に出て行くお金...
自分が働いて得た給料が再試代に消えないように、お財布事情と相談して時々頑張る😅
なんか、今振り返ると、
『試験通ればいいんでしょ?』
って言って、本気を出さずにギリラインで乗り越えてきている我が家の子供達の発想と全く一緒(笑)
これは私の遺伝かも😫
そして、手に職をつけて働いている今
子育てしながらもずっと働いてきたこの仕事
大変だったけど、辞めずに続けてきたってことは生活のためもあるが、やっぱり看護師が好きなんだな〜
適当に生きてきたような気がするが、ちょいちょい親の助言に助けられてきた
なんだかんだ言ったって、親の言葉を信じてきて良かったかもって思っている
親になって気づく...
やっぱり親ってちゃんと見てくれてるんだね