声は出したけど…!? | ma.maのブログ

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家族って?子育て奮闘や個性的な性格の子達との日々の出来事、看護師として働き感じることなどボソボソと書いています。

今日はやまぶきスタジアムで試合があった長男。

前日の練習では練習量が足りず、不安だと言っていた。

もっと…もっと…と『お願いします‼』と声を出し顧問の先生にノックを続けていただくようお願いしたがダメだったと。

ここ数週間、長男は部活を辞めたいと言い続けている。

どうしても、試合に勝てない。打てない、守れない…声が出ない。ひとつひとつのプレーに覇気が感じられない…なんと言っても、諦めが早い。ボールに食らいつくガッツがない。チームがバラバラなのがひしひしと伝わる。

練習メニューがいけないのか?
高校に入って、7ヵ月。
やる気すらなくなりつつある…

『何でこんなに嫌な思いをしながらやらなきゃいけないのか?』
『なぜ、自分に部活の選択権がなかったのか?』
『なぜ、自分がキャッチャー&ピッチャーをやらされているのか?』
『皆がやりたいポジションにが出来ているのに、なぜ自分だけは違うのか?』
『なぜ他の人はエラー(ミス)しても怒られないのに、自分だけが怒られるのか?』

長男の頭の中は『なぜ?自分だけが…?』が溢れている様子。

高校入試の結果が出てから、長男にはいつも野球がついてまわってる。入学前の春休みから練習に出るよう言われ、春の大会には登録するからと言われ、入学後は他の部活への仮入部などの時間はなく、大会に向けての練習が始まった。

普通に考えると、限られた人数しか背番号をもらえない中で入学早々の公式試合に出ることが出来るなんて、恵まれた事だと思う。
しかし、長男にはそうとれないのだろう。学校では、廊下を歩いてると自分の知らない(他学年の)先生方に『野球頑張れよ!』と声をかけられていたとのこと。
自分以外の周りの人から掛けられる声は野球についてで、先生方は野球部に入っている事が知らされているのか…、仮入部に行けるはずもないじゃん😰と嘆いていた。

それから、半年…
部活を休もうとすると、自分の時だけ先生は『なぜ?』と理由を聞く。

クラスで部活を辞めたい、他の部活に変えたいと話していると、担任の先生にまで『辞めてどうするの?部活辞めたら、成績良くなるの。一番になれるの?』と言われる…

長男は部員が少ないこのチームに自分が居ようがいまいが、何も変わらないじゃないか…

自分なりにチームの事を考えているらしいが、結果は出ず…

で、辞めたくなったのだろう。

そんな中での試合。
キャッチャーの長男は心と体がついていかないのか、ミスの連続。
元々声の出ないチームだが、今日聞こえる声は
長男の『ゴメン‼』『悪い!』

試合後に見せた顔は《やっちゃったよ~😥》素直に反省している。今日の敗因は自分に半分以上ある…どうしたんだろう?って。

辞めたい…と言っているが、本当は野球が好きで試合に負けるとやっぱり悔しいのだろう。

家では、インターネット等で野球についてのサイトを見たりしている。

いつかこの声が、もっともっと気持ちのいいものに変わることを願って…母は野球を続けている限りただ応援に行くことしかできない。

心が負けて腐らないように、話をしてくれるものに耳を傾け見守っていこう!