東京ディズニーシーが開園したのが2001年9月。

そのため2021年9月からの1年間、開園20周年を祝するアニバーサリーイベントがさまざま開催されていたようだ。

そのうちの1つが、「ロストリバーデルタ」のハンガーステージで行われたプログラム「東京ディズニーシー20周年“シャイニング・ウィズ・ユー”」。


我々が来園したのが2022年7月だったことから、ちょうど開催中であり、アプリからの抽選予約を試してみたところ当選したため、ショーに興味の薄い子供たちを説得して付き合ってもらった。

“シャイニング・ウィズ・ユー”とは、まさにあなたと共に輝かしいシーの20年間を振り返りましょうといった趣旨。
各周年のテーマソングや、これまでに開催されたエンターテイメントの音楽に合わせてディズニーの仲間たちが歌やダンスを披露してくれ、ゲストも一緒になって盛り上がる。

特別詳しくない私でも、パレードやアトラクションなど華々しい過去の映像は何だか懐かしく、クライマックスで歌われた20周年のテーマソング「タイム・トゥ・シャイン!」には、コロナ禍でも輝きを失わない夢の国の力強さを感じた。

☆☆☆


園内自販機で買ったディズニー仕様の爽健美茶で喉を潤し、ポップコーンで小腹を満たしたら、ラストに向かうは「ミステリアスアイランド」。

海底2万マイルは、以前体験したときにはあまり感動はなかったのだが、子供と一緒に興味を持って海底を探ると別の楽しさがわいてきて、作り込みのすごさを感じるライドだった。

センター・オブ・ジ・アースはかつて乗ったことはあったが正直怖い。ただ怖いのは一瞬なのはわかっている。
今なら待ち時間15分。行くべきでしょ、これは。
長男は当然乗り気。だが、次男はずっと尻込みしている。気持ちはわかる。

次男はしばらくプロメテウス火山を眺めやり、時折悲鳴と共に急降下する「地底走行車」の様子に、やっぱ無理!となり、そこを何とか、叫んでるうちに終わるから、このおばちゃんですら大丈夫だったよと、半ば強引に説き伏せ、列に並んだ。

結果的には、次男も全然平気だったと余裕ぶってはいたが、やはり猛スピードで一気に落下するかのような角度には驚いたようで、しばらく興奮気味に感想を述べていた。


度重なる折りたたみ傘の開閉は面倒ではあったが、十分過ぎるほどにアトラクションやショーを体験でき、大満足の一日となった。

帰りに、ショップで20周年記念パッケージのバウムクーヘンと、菓子缶がかわいいラングドシャ入りのアソーテッド・クッキーを購入。
一緒に行けなかった夫へのおみやげと称しつつ、ほとんど我々で食べてしまったのはディズニーの魔法によるものか。

そして、ついつい買ってしまうこのディズニー缶。
買うときは何かを保存するのに再利用しようと心ときめかせているのだが、大抵が適切な使用法が見つからない。
煌めくミッキー&フレンズは、今も家のどこかで眠っている。