Little Friends -376ページ目

紅葉見物と団塊の世代⑤

(続く)「近頃の若い者は…」と、年長者はよく口にする。だが、子供は大人を見て育つ。

今の若者の情けなさは、自分たちの姿を写す鏡なのだ。
子供の批判をする前に、まずは自分たちが襟を正すべきなのではないか?

今の主要政治家も、まさしく団塊の世代。国のトップが目先の利益だけを追うだけでは、民度が低くなっても仕方がない。

さて、せっかくバスに乗り込んだものの、運転手から非情の発表。

「道路が渋滞しておりまして、豊平峡まで2時間くらいかかります…」

あぁ!?ふざけろむかっ

定山渓から豊平峡まで約5㎞、それを2時間?

聞いた瞬間、僕は惜しげもなくバスを降りた。このムカつくジジババとバスに2時間も閉じ込められたあげく、行く手に待っているのは、大量の車と人ではないか!

今まで人混みがキライで、花見も紅葉も避けてきた。そのかわり、旅先の車中から、可憐な桜や控え目な紅葉を見て満足していた。

慣れないことはするものじゃない。自分のスタイルと違うことをすると、このザマだ。

バスに背を向け、定山渓の温泉街を歩く。

考えてみれば、定山渓には泊まったこともないし、それどころか、通過するばかりで歩いたこともない。(続く)

紅葉見物と団塊の世代④

(続き)団塊の世代。

かつての日本の高度成長期を支えた世代。ちょうど今、リタイアし年金を受給しはじめる世代だ。

高度成長期がなければ、今の日本はなかっただろうし、年金は今、大変な問題が起きている。それに一番直面しているのは彼らだ。

彼らの功績も苦労も、否定する気はないが、高度成長が本当に日本を良くしたのだろうか?

金のためなら何でもやる「エコノミックアニマル」と、世界中から嘲笑されたのは、まさに彼らの時代だろう。

物質的な豊かさとひきかえに、豊かな自然だけでなく、日本独自の「恥を恥じる文化」、思いやりや気遣い、最低限のマナーやモラルまで失ってしまった。

これは僕の偏見だし、かつ一番多い実体験だが、日本の転換期の先頭にいた団塊の世代、どうもマナーやモラルに欠ける人が多いように思う。

当時、日本は終戦後の混乱から立ち直ったばかり。何もかもかなぐり捨て、高度成長を支えるので精一杯だったに違いない。

だが、高度成長の主役だったことを誇りにするのなら、自分たちの作り出した負の遺産もきちんと認識すべきだ。

しかも、この負の遺産は、団塊ジュニア、さらにその子の世代に連鎖してゆくのだ。(続く)

紅葉見物と団塊の世代③

(続き)僕に怒鳴られ、渋々後ろに並んだ団塊軍団、見事に座れず。ザマーミロべーっだ!

僕はしっかり座ったが、ヤツらに席を譲る気など毛頭なし!

団塊軍団も紅葉見物らしいが、バスの中でも我関せず大騒ぎ。平気で携帯は使うし、僕は再び爆発!ドンッ

「車内で携帯使うな、ゴルァ!当然のマナーだろうがむかっ

怒鳴られたババァは、「知らない人に怒られちゃったから、切るわね」などと言っている。

………汗

不愉快なまま、定山渓に到着。ここから、無料の電気バスで豊平峡ダムをめざす。

再びバス待ちのために並ぶ。時間になってもなかなかバスは来ない。紅葉見物の車で、道路がかなり混雑しているらしい。

ようやくバスが到着したと思いきや、またまた別の団塊軍団がいっせいに割込み、今度はジジィの襟首をつかんで怒鳴りつけたむかっ

怒鳴った台詞はさっきと全く同じ汗(続く)