紅葉見物と団塊の世代④ | Little Friends

紅葉見物と団塊の世代④

(続き)団塊の世代。

かつての日本の高度成長期を支えた世代。ちょうど今、リタイアし年金を受給しはじめる世代だ。

高度成長期がなければ、今の日本はなかっただろうし、年金は今、大変な問題が起きている。それに一番直面しているのは彼らだ。

彼らの功績も苦労も、否定する気はないが、高度成長が本当に日本を良くしたのだろうか?

金のためなら何でもやる「エコノミックアニマル」と、世界中から嘲笑されたのは、まさに彼らの時代だろう。

物質的な豊かさとひきかえに、豊かな自然だけでなく、日本独自の「恥を恥じる文化」、思いやりや気遣い、最低限のマナーやモラルまで失ってしまった。

これは僕の偏見だし、かつ一番多い実体験だが、日本の転換期の先頭にいた団塊の世代、どうもマナーやモラルに欠ける人が多いように思う。

当時、日本は終戦後の混乱から立ち直ったばかり。何もかもかなぐり捨て、高度成長を支えるので精一杯だったに違いない。

だが、高度成長の主役だったことを誇りにするのなら、自分たちの作り出した負の遺産もきちんと認識すべきだ。

しかも、この負の遺産は、団塊ジュニア、さらにその子の世代に連鎖してゆくのだ。(続く)