国立博物館で開催中の『雪舟』展を見終えて。
七条から。
で、三条で京阪を降り。
近代美術館で開催中の『富岡鉄斎』展。
しかし、お昼前であり、どこかで食事を、と思って。
東大路の通りには、有名になった中華や食堂があり。
今回も、列が生まれて。
昔は、と、すぐに昔語りになるのが、老人性症候群のひとつなのですが。
といっても、ついちょっと前のことなのですが。
列など生まれず。
そのまま、すんなりと入れて。
それこそ、お手軽に(いい意味で)利用出来るお店だったのですが。
観光客相手ではなく、地元の人相手で。
並んでまでして食べるのは、好きではないのです。
で、古川町商店街に足を伸ばし。
白川筋と重なるところ。
三角地帯に。
あの一本橋の前。
『京中 月(にくづき)』
高そうなお店と、二の足を踏んだのですが。
ランチは、お手頃で。
席も空いていて。
お店の方から、ランチメニューは、ひとつだけで。
『牛皿御膳』。
以前は、はじめから『温泉卵』をつけていたそうですが、好みもあり、今は、別にして。
で、京都のお肉屋さんの経営しているお店だと。
テーブル席が四つほど。
カウンターもあるのですが。
で、『牛皿御膳』を、さっそくいただきました。
肉の良さ。
味付けもよく。
はじめは、そのまま。
次に、温泉卵を。
次に、原了郭の七味をかけて。
と、味の変化を楽しみながら。
満足。
店の奥には、予約を入れていたのか、コースで食事をするふたり。
ワイングラスをかたむけながら。
前の席に、年配の外国の方。
後ろの席からも、メニューを英語で説明する声が聞こえて。
で、食事を終えて、
店のドアには、
『只今 満席』と。
で、お腹も、こころも満たして。
近代美術館へと。
足取りも軽く。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240423/08/754403/e7/bc/j/o1080060715429412017.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240423/08/754403/e5/ae/j/o1080060715429412030.jpg?caw=800)
京都『中勢以 月』のホームページから
「京中が肉屋として、
お肉のおいしさをそのままに伝えたい。
お肉好きのための場所「(にくづき)」
京都東山の柳そよぐ白川のほとり
移ろう時をそのままに
表情を変える銅板で覆われたは
日本の肉屋のお肉を
かろやかに、しっかりと
味わっていただける肉料理屋です。
お肉を選び、待ち、食す。
今日の気分は、
ステーキか、ハンバーグか。
赤身か、霜降りか。
肉屋で選ぶように肉を選び、
お好みの焼き具合を伝える。
焼きあがるまでのひとときを、
ただひたすら待つも良し、
馴染みの肉料理で間を図るも良し、
ワインや日本酒に時をゆだねるも良し。
いよいよ焼きあがったお肉に
ナイフを入れる時の立ち上る高揚感
口の中に広がる肉味と香り、
体の中をめぐる滋味、
ふとこぼれるほほ笑み。
いらっしゃいませ。
営業時間 昼 午前11時半〜午後3時
(午後2時ラストオーダー)
夜 午後6時〜午後10時
(午後9時ラストオーダー)
定 休 日 不定休(お肉の仕入れ状況によって)」