1月15日(月)、14 時開演。
横浜にぎわい座で、『柳家市馬独演会』。
この市馬も、はじめて。
昨年、チケットを購入していたのが、コロナのために公演中止となり。
秋の独演会は、こちらの都合で。
開口一番が。
柳亭市助の、『芋俵』。
語りに、『アクセル』が踏まれているような。
そして、
柳亭市馬の、『長短』。
正月興行ということもあり、今年はじめての、にぎわい座の高座ということもあり、『相撲甚句』を披露。
その『声』の良さ。
で、『長短』を語り、そのまま、『あくび指南』。
そのオチとなる直前に、客が、大きなクシャミをして。
クシャミ指南になってしまい。
中入があり。
寒空はだかの、漫談。
この人も、はじめて。
歌謡漫談。
今日の客席、バスを仕立て来た団体があり。
中入の前は、客席が重たい感じがして。
で、この寒空はだかの歌謡漫談。
客席からの手拍子も生まれて。
その後に、
市馬の、『二番煎じ』。
『長短』といい、『あくび指南』といい、この『二番煎じ』といい、よく知られた噺。
古典の、基本的な作品。
それを、丁寧に語り。
『柳亭』ではあるが、柳家小さんの弟子とのこと。
しかし、柳亭痴楽の弟子と、よく間違えられる、と。
で、柳亭痴楽の物真似を。
それが、わかる世代なのです。
市馬は、師匠小さんは、稽古をよくやっていた。
それは、落語のではなく、剣道の稽古を。
と言って、客席の笑いを誘い。
それも、同時代人として、わかる世代なのです。
この、小さんも、随分と聴きました。
笑うことで、心のコリがほぐれ。
今回は、客席に、若者の姿が、チラリと。
それでも、圧倒的に、中高齢者。