11月17日(木) 、上野毛にある五島美術館。


五島美術館は、1960(昭和35)年4月18日に、開館。

東急グループの総帥であった五島慶太(1882~1959)の収集した美術品を中心に成り立っています。


ここには、国宝の『源氏物語絵巻』『紫式部日記絵巻』などがあり、その特別展示に、何回か訪れて。


しかし、久しぶり。


今回は、特別展『西行 語り継がれる漂泊の歌詠み』。





「平安時代末期の歌人・西行(1118~90)に関わる古筆・絵画・書物・工芸など、国宝4件、重要文化祭20件を含む名品約100点を一堂に展観(会期中一部展示替あり)。」(チラシから)


国宝の『平治物語絵巻 六波羅行幸巻』。


これは、東京国立博物館の所蔵品。


今、東京国立博物館では、『国宝』展の、特別展が開催中ですが。

で、ここでは、二週間の期間限定の展示。(11月15日~11月27日)


しっかり、見ることが出来ました。


MOA美術館から、『西行像』。


また、『西行筆』が、2点。

金剛峯寺と、京都国立博物館の所蔵品です。国宝です。


展示室1

第一部『西行とその時代』

第二部『西行と古筆』

第三部『西行物語絵巻の世界』

第四部『語り継がれる西行』


展示室2


ここは、こじんまりとしていて、また、入館者も、それほど多くなく、自分のペースで、ゆったりと見てまわることが出来ました。


そして、庭園。


国分寺崖線。そのために、



「基本的に崖」であるとの注意が。

そして、「健脚コース」であるとも。


庭におりたつと、その右手に。


ソテツ。

石灯籠の先は、二子玉川。


あずま屋。


もみじには、まだ、早く。

『はなも、もみじもなかりけり』


しかし、


大河ドラマで、人気が出た、北条時政。


春山荘門。


五島慶太の筆による額が。

その先に、大日如来。

まさに、のぼったり、くだったり。

もみじが色づいて来ると、さらに見どころが。