善栄寺です。
建保3(1215)年に、巴御前が、木曽義仲と、和田義盛の菩提を弔うために創建した、と。
『鎌倉殿の13人』の世界。
しかし、ここには、大河ドラマに便乗しての、のぼり旗などを立てたりの、浮わついた空気はなく。
創建当時は、律宗の寺。
それが、臨済宗となり、天文23(1554)年、小田原北条氏三代氏康の夫人瑞渓院が帰依し、再興して、曹洞宗に。
門をくぐります。
すぐに、巴御前と、木曽義仲の、『墓』。
『供養塔』ではなく、『墓』と記してあります。
ただ、巴御前、どのような人物であったか、諸説があり。
和田義盛と結ばれたというのも、ひとつの説のようです。
大河では、結ばれていますが。
そして、活躍していますが。
ただ、そろそろ、和田義盛も、北条義時により、滅ぼされるのですが。
和田義盛を演じている、横田栄司。
文学座の、俳優。
今度、『欲望という名の電車』に、スタンリー役で出演予定でしたが、体調不良で、降板。
文学座にとって、『欲望という電車』は、とても大切な作品。
新しいチラシが作られました。
閑話休題。
で、足を進めて、墓地内へ。
見回すと、『二宮家』の墓があちらこちらに。
この地は、二宮の本家、分家が。
家々の門柱にも、『二宮』の姓が。
それでも、二宮尊徳の墓を示す案内があり。
今市には、行きました。
そして、北条氏康夫人瑞渓院の墓。
やはり、みなさん、感染対策で、マスクを。
善栄寺をあとにして、二宮尊徳記念館へ。
左右の家は、家というよりも『屋敷』。敷地が広くゆったりとした時の流れのなかに。
二宮尊徳記念館にたどり着く道には、いくつかの、ゆかりの碑。