国立近代美術館で、『鏑木清方展』を見終えて。
体力、気力の消耗。
それでも、『鏑木清方展』のチケットで、常設展も見ることが出来るので、せっかくだから、とか、もったいない、とか。
体力、気力をふりしぼり。
しかし、それらの展示に、お気に入りの作家、作品があると、疲れも忘れて。
で、『今日の一品』というところなのですが、あれも、これもと。
まずは、大好きな、松本竣介。
夭逝の画家。しかし、そうした感情面を離れても、作品に、魅了されて。
神奈川県立近代美術館葉山館での回顧展。
そして、桐生市の大川美術館まで。
この大川美術館は、竣介の子供である莞の設計したもので、竣介の作品を多く収集していて。
で、
松本竣介の、絶筆とされている作品。
36歳。
彼の作品は、ほかにも、
佐伯祐三。
彼は、30歳で亡くなって。
彼の人生も、強烈。
フランスで、客死して。
新宿区に、
『新宿区立佐伯祐三アトリエ記念館』。
この地で、アトリエをかまえ。
当時の敷地に、大正期のアトリエ建築を今に伝える建物が残されていて。
JR山手線目白駅から、歩いて10分ほどの距離。
近くに、『新宿区立中村彝アトリエ記念館』もあり。
そして、
『泉鏡花全集』が、机の上に。
こうした、常設展示だけを見るだけでも、質・量が充実していて。
その常設展示を見るために、やって来ても、十分に、有意義な時間となるのでしょうが。
その常設展示も、作品の、展示替えがあり。
目的を定めず、ぶらりと訪れたい。