豊橋の、パン屋さん。二軒。
まずは、『カメリア』。
『豊橋まちなかステーション』によると、
1951(昭和26)年のオープン。
「現在は、2代目と3代目がパンを作り、3代目の奥さんが販売する。
初代の配合を一切変えずに同じ味を守り続け、作られているクリームパンやココナッツパンを求める常連ささんも多く、お昼時には多くのお客さんが味を運ぶ。」
「カスタードもパンによって味が違う。それは、初代の味を守って作るカスタードは甘く、3代目のカスタードはあっさりしているとのこと。昔ながらの味が好きな人、新しいパンが好きな人と様々な嗜好に合わせて、多くのパンが並んでいる。」
で、こだわりとして、
「昔ながらの味を守りながらもシーズンごとに旬な素材を使ったパンを作り、なじみのお客さんにも、新しいお客さんにも楽しんでもらいたい。」
ただ、訪れたのが遅く、そのため、パンの数も少なく。
残念。
で、メロンパンと、ぶどうパン。
で、こちらのふたつは、ホテルの部屋で。
夜食として。
続いて、『ボン千賀』。
創業は、1912(大正元)年。
ネットで検索したところ、『Life Designs』が見つかり、豊橋市在住のライター岩下加奈さんの記事を読みました。
「豊橋のアイコン的パン&喫茶!レトロな雰囲気に心惹かれる『ボン千賀』」。
もともとは、お菓子問屋として、現在の地で創業。
戦後に、菓子やパンの製造がメインとなり。
「先代が、戦後のアメリカで食べて感動した『ブドーパン』や、自家製あん入りのあんパンなど、さまざまな菓子パンを用意しています。」
「80年代に喫茶店ブームが到来。『ボン千賀』も店内の一角を改築して喫茶をオープン」
「照明も椅子も、カウンターもテーブルも当時のまま。まるで昭和に戻ったかのような雰囲気に心躍ります。」
「ここへ訪れる遠方の人の中には『豊橋に帰ってきた』と言う方も多く、懐かしさと嬉しさがパンや喫茶からあふれ出ています。
昔ながらの小さなパン屋だからこそ、照明などの古いものは修理をしながら大事に扱い『変わらない良さ』を演出し続けています。」
ただ、パンを買っても、昼食は『菜飯田楽』。夕食は『あんかけスパ』。
みたらし団子、ケーキも食べて。
パンを買っても、そうそうは、食べられない。
となると、ここでも、「選択」が。
なにを選ぶか。
くろんぼパン、しろ餡。
しかし、なぜ、「くろんぼ」?