5月17日(木)。上野の国立科学博物館で開催中の、「人体 神秘への挑戦」展に行きました。

チラシに、「汝、自身を知る。それは、人類が挑み続ける永遠の謎」と書いてあるように、それは、自分を知ることに、繋がっていました。

ただ、そこで、展示されている、膨大な情報を前にして、全ての知識、全ての能力を総動員しても、もともとの知識、能力に欠けているので、悪戦苦闘。まずは、単語が分からないのです。



1章「人体理解へのプロローグ」
先人たちが挑んだ人体研究の足跡をたどります。
あらためて、レオナルド・ダ・ヴィンチの天才ぶりに、感嘆符。
その後の展示でも、ダ・ヴィンチ、大活躍です。

2章「循環器系・泌尿器系」「神経系」「消化器系・呼吸器系」「運動器系」「人体の発生と成長」
それぞれの内容に合わせて、人間と、他の動物との比較が行われています。
人間の「実物」は、それぞれ、コーナーに仕切られていて、見たくない人は、別のルートで進むことも出来るのですが、ほとんどの人が、見て行きました。

ちなみに、場内、混雑していました。
せいぜい、遠足の生徒がグループでいるくらいかと思っていたのですが、そうではなく、老若男女で、ごった返していました。
そのため、なかなか、自分のペースで、見ることが出来ません。背中越し、肩越し、頭越し。その隙間をねじり入って、展示に近づく。
肉体も精神も、疲労します。

2章の終わりに、「人体4kシアター」。
そして、NHKスペシャルの、「人体 神秘の巨大ネットワーク」から、番組で使用した模型などが、展示。
そして、「体内美術館」。
電子顕微鏡で撮影した、人体内部の微小な画像を、着色して、イメージ化したもの。

3章「人体理解の将来へ向けて」
ゲノム研究の可能性と未来とは。

と続きます。



「キンストレーキ」、始めて知りました。



「ワックスモデル」は、妙にリアル、です。
夜には、会いたくありません。

それにしても、例えば、さまざまな臓器が、互いに情報を出しあっている、など、なるほどなるほど、の世界。

それにしても、人間も、他の動物も、細部に至るまで、よく作られているのです。あらためて、感心しました。