ZONEのこと(その5) | John's BOOROCKSブログ-I Love The Beatles, Fender Guitars & Movies!

John's BOOROCKSブログ-I Love The Beatles, Fender Guitars & Movies!

ハンドメイド・エフェクター・ブランドBOOROCKS(ブロックス)のスタッフによる、音楽(BEATLES & Fender)と映画の気ままなブログ。

また、ZONEの話をしようと思います。私が以前勤務していたフェンダー社において、アーティスト・プロモーションの仕事をしていたことで、ZONEとはデビュー前からの付き合いでした。そんなZONEとの思い出を、これまでもいろいろ書いてきましたが、それらをまとめてまた語ろうかと思います。

2001年のデビュー前後から、ZONEは何度となくフェンダー・ショールームを訪問してくれたのですが、東京に仕事で来る時に時間を作ってということで、結構スケジュールがタイトな場合が多かったのです。そんな事もあり、彼女らとゆっくりと音楽の話などをする時間も、残念ながらなかなか取れなかったのも事実です。しかし一度、雑誌のインタビューおよび写真撮影をフェンダー・ショールームで行ったことがあり、その時に彼女らの話をゆっくり聞くことができました。


(ガールズ・ザッピイの取材でした。あまり大きく掲載出来ませんが、こんな写真でした。彼女らの後ろには数十本のフェンダーギターが・・・。)

まずはMAIKOの話で盛り上がりました。MAIKOは霊感が強い、という話でした。仕事で地方の宿に宿泊する際にも、場所によって何かを感じ取る事があるようです。時には見えるのだそうです、霊の存在が・・・。
ある時は、その霊が宿からついてくるようなこともあったとのことで、「そんな時はどうするの?」と訊いたところ、ひたすら「ついて来ないで、ついて来ないで」と念ずるのだそうです。そう言えば、その時期のフェンダー・ショールームには、少々怪しげな事が何回か起こったことがありました。実は、フェンダー・スタッフの中にも霊感の強い者がいて、無人のはずの部屋に物音がするといった事が何度かあり、何か居るかな、などと話をしていたことがありました。

そんなことを考えながら、MAIKOが初めてショールームに来た時に、天井の高い部屋の上の方を見つめている事が何度かありました。何か見えていたんでしょうか、訊く事も憚られたので、あえて確認はしませんでしたが・・・。

初期の時期からZONEでは、MIZUHOがスポークスマンというか、話の切っ掛けを作ってくれる人でしたが、次第に慣れてくると、TAKAYOとの名コンビ振りを見せてくれる様になりました。この二人の関係性は本当に面白かったですね。このしばらく後に、TAKAYOがMIZUHOのことを、「大好きだけど、大嫌い」と評したことがありましたが、まさに言い得て妙でした。この二人の関係は、傍で観ているとまるで姉妹のようで・・・つまり仲がいいんだか、悪いんだか・・・という関係性ですね。あるいは漫才のボケとツッコミのような・・・。

しかしMIZUHOはそのソト面の良さに隠した優しさを見せる事がありました。が、その話はまた明日に。