手紙を すぐさま手にとり、読みたかったが、
体が 思うように動けず、
鈴音■【お兄ちゃん…! 】
兄■【ん…? 】
鈴音■【手紙を 読んで…。 】
兄■【……………!!
いいのか…? 】
鈴音■【うん…。 】
兄■【よし…。
じゃぁ 読むぞ…。 】
鈴音■【うん…。 】
兄■【…………………、
鈴音様へ…。
もし あなたが、この手紙を 読んでいるなら、
全てが うまくいったことだと思います…。
おめでとうございます…。
そして、
ありがとう…。 】
鈴音■【…………… 】
兄■【僕は、病気になってから、
いや、病気になる前から、
幸せだなんて 思ったことは ありませんでした…。
世の中の全てが 憎かった…。
そんな自分なので、自分は なんて つまらない人間なんだろうと思って 生きてきました…。
何ひとつ とりえのない、
いてもいなくてもいい、つまらない人間だと、思っていました…。】
鈴音■【………………。 】
兄■【……………………。
こんな年で 死ぬのは 嫌でした…。
でも、
ただ 生き延びることにも、意味なんかないと思っていました…。
そんな時、
あなたに 出逢いました…。 】

鈴音■【…………………… 】
兄■【…………………………。
そして、
あなたに 恋に落ちました…。
好きです…。
鈴音さんが 好きです…!
大好きです…!!
愛しています…。 】
鈴音■【………(T_T) 】
つづく…。