私と 一緒だね…。 】
と、
鈴音は、
悲しげに つぶやいた…。
拓也■【えっ…? 】
と、拓也は 驚いた…。
拓也■【じゃ、じゃぁ、
鈴音さんも 移植を…? 】
鈴音■【……………………、
うん…。
待っているんだ…。 】
拓也■【そうなんだ…。 】
鈴音■【拡張型心筋症と いう病気でね、
食事や 水分制限などの 治療もしたけど ダメで、
私の体の中に、心拍が 乱れた時の為に、通常の心拍に戻す機械も 埋め込まれているんだけど、
それも結局 一時しのぎ…。 】
拓也■【……………!!! 】
鈴音■【だから 心臓移植しか ないんだ…。 】
拓也■【……………。
きっと 見つかるよ…!
絶対 見つかるって…! 】
鈴音■【……………。
…………………………………。
ありがとう 拓也君…。 】
拓也は みるみる 鈴音の天使のような笑顔が、悲しみの表情に変わっていくのが 心苦しかった…。
鈴音■【心臓…。
心臓は さすがに 中々 日本で ドナーなんて…。
それに…、 】

一瞬の 鈴音の表情の変化が、 拓也の心に 深く 突き刺さった…。
そして すぐまた 鈴音は 笑顔に戻り、拓也を 励ました…。
鈴音■【拓也君は そのうち 見つかるよ…☆
大丈夫…☆ 】
拓也■【鈴音さんだって きっと 見つかるって…!
ほんまに 見つかるって…!! 】
拓也は 必死に 鈴音に 訴えた…。
鈴音■【……………………、
そうね…。
…………………………………、
すごく 運が よければね…。 】
拓也■【えっ…? 】
鈴音■【多分ね、
私 移植手術を することは ないと思うの…。 】
拓也■【なんで…?! 】
鈴音■【………………………、
…………………………………、
………………………………………。 】
少しの沈黙のあと、
鈴音は ゆっくり 理由を 語り始めた…。
つづく…。