どーも
久々にバイクに乗ってご機嫌のMr.どーもです。


かみさま
漫才のほうがやっぱり俺たちっぽいよな。
Domo神さまだ。


どーも
ニャチャンってなんだか、町の至るところに…
というか、どこの店を見てもほとんどベトナム語の他に英語とロシア語が書いてあるんですよ。
他の街でロシア語なんて見ませんでしたよ。ニャチャンだけです。


かみさま
きっとニャチャンはロシア人がこぞって出かける有名なリゾートなんだろうな。
ほら、モンテネグロにもあったろ。ロシア人ばっか来るビーチリゾートが。


どーも
ああ、ブドゥファですね。あそこはステキな町でした…
そう遠くないうちに旅行記に書きたいです。
っていうか今ちょうどシーズン真っ盛りじゃないですが、今すぐ行きたいです。

しかしロシア人、と言ってもロシアも広いからどこのロシア人かは知りませんけど、彼らは特定の街にばかり現れるのでしょうか?


かみさま
日本人にもそういうところ、あるだろ。
ホーチミンでもドンコイ通りとベンタイン市場ばかりに日本人は集まる。ガイドブックで紹介するのもそのへんばかりだしな。
一方ブイビエンにはほとんど欧米人ばかりじゃねーか。


どーも
なるほど。なんか納得です。
日本人も、韓国人も、ロシア人も、言ってみれば旅行者の多くは旅行者が集まる場所に行く。
地球の歩き方を頼る日本人は、世界中のどこの国に行っても、日本人がよく行く「日本人宿」と呼ばれる宿に集まります。一方でロンリープラネットに頼る人は日本人も欧米人も、欧米人が集まる宿に行きます。

僕らは旅行をする時にガイドブックを持つ事で、世界を狭くしているのかもしれませんね。


真の孤高の旅人は独りバイクで大陸を駆け抜けるものなのかもしれない…。


かみさま
ちょっといい事言ったように見せたけど全然ダメだな。
そんなんじゃ読者のハートをキャッチできねーぜ。


どーも
むう…。


ところでカミサマ、ニャチャンと言えばやっぱりシーフードなんですよ。変化球ばっか食べてますけど、直球勝負もたまには欲しいんですよ。



かみさま
そりゃあ別にかまわないけどよ。
予算の許す限り好きに食ったらいいさ。レストランでひとり飯は少しハードル上がるけどな。


どーも
というわけで散歩中に目に止まった少し高そうな雰囲気なのにそんなに高くなかったシーフードレストランにGOです!

外国人もベトナム人もまばらに入っていて、ビールもさほど高くないというのが決め手です。


かみさま
実はそこでワインを勧める従業員の女の子に声をかけられて、二晩連続で通ったんだけどな。


どーも
しゃーらーっぷ!
いいじゃないですか別に。
値段も手ごろで美味しかったんですから。そこは関係ないっすよ!



アワビのお粥です!
こんなの日本で普通に食べたらいくらかかるかわかったもんじゃない。
アワビですよアワビ、アワビでお粥です!贅沢です!


カニチャーハンですよ、カニチャーハン。カニの身がたっぷり。
別に高くないのに、普通に3人前くらい出てきてびっくりしましたわ!
こんなの食いきれるかっ!


しかし、なーんだか…

アワビのお粥も美味しいんですけど、特別濃厚なアワビの出汁が出てるってわけでもなくて、なんか物足りない。

チャーハンも美味しいのですが、カニ、カニ身、少し硬めのパラパラとしたご飯を噛みしめる歯ごたえはとても好みなのですが、なんか物足りない。

どっちも薄味で、美味しいんだけどいまいち…何かが足りない。

うーん。


かみさま
それ付けて食ってみろよ。
とりあえず。


どーも

ああ、これっすね?
お粥に醤油とかチャーハンに醤油とか…なんだかなぁ。


ぺろっ


な、なんじゃこりゃあああああ!!!

なな、なんじゃあこりゃああああああああああ!!!!!



かみさま
大事なことだから二度言ったのか。

それヌックマムと牡蠣醤油な。
色の薄いのがヌックマムで、黒いのが牡蠣醤油だ。


どーも
なんなんすか!
なんなんすかこれ!
なんですかこのうま味のド級の塊は!
舐めたら口の中にうま味が 爆☆発☆アルティメット!
ひと舐めで口中に水爆かよって勢いでうま味が広がります!

すげええええ!
なんだこれ!初めての衝撃!
今まで僕が舐めてたナンプラーやヌックマムはなんだったの?


かみさま
ニャチャンはヌックマムの産地らしいぜ。
最も知名度が高く高品質と言われているフーコック島(ホーチミンの西、地理的にはカンボジアの南にある)ほど有名ではないが、良質のヌックマムが手に入りやすいのだろう。
ニャチャンとホーチミンの間にある高そうなビーチリゾート、ファンティエットもまた産地だ。いずれも海が近いのだから、魚と塩を使った加工品であるヌックマムの生産に向くというわけだな。


どーも
しかし、しかしこのうま味の強さたるやなんと表現していいやら!

ぶったまげた!

のけぞるほど驚いた!


「爆発的なうま味の塊」としか言いようがないです。


かみさま
ヌックマムは製造過程で、一番搾りから六番、あるいは七番絞りまであるらしい。
一番搾りが最も上等で高品質。絞り終わったら別の低品質のヌックマムと塩を追加して漬け直す。そうして出来上がるのが二番絞り。それを繰り返して品質はだんだんと下がっていき、最後のあたりは2番絞りなどを作るための材料にする。
一番搾りがもっとも濃厚でうま味が強いというわけだ。
一度この一番搾りを知ってしまったら、他のヌックマムは食べられないかもな。


どーも
本当に。今までのヌックマムはなんだったのってくらいの味です。その割に臭みは全く感じられません。
鮮度が下がると匂いがきつくなると聞くので、きっと産地直送だけに鮮度も良いのでしょう。

こんなインチキ級のうま味をもつ調味料があるのに、なぜベトナムで味の素が売れるのかわからないです。


かみさま
販売を始めた当初は味の素を食べると背が伸びるという迷信があったらしいぞ。それで爆発的に広まったとか。
今ではベトナム人が誰でも知っている日本語といえば「ホンダ、ヤマハ、スズキ、アジノモト」ってくらい有名だぜ。他の三社はバイクのメーカーな。

手軽に安価に料理が美味しくなるってのは、確かに魔法の調味料と言えるかもしれないな。


どーも
しかし、なんかやっぱり化学調味料にはマイナスイメージがつきまといます。自炊しない限りは知らずに口にする機会が多いですが、できることなら避けたいです。


かみさま
そうだな。時には健康被害もあるし、積極的に摂取したいとは誰も思わないだろうな。

けど悪い事ばかりでもない。考えようによっては化学調味料のもたらした功績は大きいぜ。

家庭の、あるいは外食産業の中に化学調味料が存在した事で、「うま味」に関しての注目は高まり、一部の料理人の伝統とカンで得られていたうま味の秘密が科学的に解明され、全体の料理レベルを飛躍的に底上げすることができた。そして脱化学調味料が勧められる今の時代に、料理レベルを落とさずに無化調でうま味を得る工夫をするようになった。うま味の発見とともに化学調味料は数段跳びで食を進化させたと考える事もできる。
あくまで一面的な事だけどな。


あと余談なんだけどな、ケチャップの語源がこの魚醤にあるらしいぜ。


どーも
ケチャップと?
あのトマトケチャップと魚醤に何の関係があるんですか?


かみさま
ベトナムではヌックマム。
タイではナンプラー。
ラオスではナンパー。
カンボジアではトゥック・トレイ。
ミャンマーではンガンピャーイェー。
インドネシアではケチャップ・イカン。
日本ではしょっつる、いしる等の名前で呼ばれる。
これらの起源かどうかはわからないが、ビーフンの時にも言った福建省南部や台湾の言葉で「鮭汁(ケチァプ、コエチャプ)」と言うんだ。鮭は小魚やエビの塩辛を意味するらしく、日本人が考える魚の鮭の事ではない。鮭の汁、つまり小魚やエビの塩辛の汁、つまり魚醤だな。この名称がヨーロッパに伝わり、アメリカでトマトケチャップが広まり、ケチャップと言えばトマトケチャップの事を指すようになった。
らしい。


どーも
カミサマ雑学に詳しすぎです。


かみさま
俺様の頭脳はWikipedia様と接続されているからな。
参照はWikipedia様だ。有難く受け取るように。


どーも
しかしこのヌックマム、お粥に垂らして食べても、チャーハンに垂らして混ぜて食べても、信じられないくらい美味しくなります。
止まらない。

牡蠣醤油も同じように垂らして食べると、やばい止まらない。
牡蠣の濃厚な味がダイレクトに感じられるので、オイスターソースみたいな甘くてくどいソースはもはや必要なし!って感じです。何にかけても美味しく食べられそう。食卓に一つあったら大活躍間違いなしです。

醤油をかけて軽く混ぜたチャーハンの美味しいにもほどがあります。
思わずチャーハン完食しましたよ。あんな大量に食えるわけないと思ったのに。

この調味料はどちらも一家に一台必須レベルです。牡蠣醤油のほうが日本の食卓では万能っぽい気がしますが、ヌックマムのうま味はそれを上回る絶大なうま味が特徴です。どっちも欲しい。絶対自分の調味料バリエーションに加えたい。
これで炒め物とかオムレツとか作る事を考えるだけで至福…(*´∀`*)

かみさま
そりゃよかったな。

あとはおまけで、今日食べたものの感想でも述べておけ。

どーも

らじゃー。


クラゲサラダです。クラゲ料理に再挑戦です。
切り刻んだクラゲと野菜、ハーブ類がピーナッツと一緒に提供。
クラゲに臭みもないし歯ごたえは面白いし、美味しいんですが…
上の魚醤たちに比べるとインパクトに欠けます。



水槽にいた適当な魚を見繕って、蒸してくれって頼みました。
まさか蒸した後にこんな姿になるとは…。

お約束のように乾燥したライスペーパーとハーブと一緒に提供されました。
魚とシメジとタマネギとレモングラスをハーブと一緒に巻き巻きしていただくのですが、汁気のある料理なので乾燥したライスペーパーがうまいこと巻けて先日のネムヌオンより食べやすかったです。

しかし美味しかったかというと、うーん…
これだけの魚なので、焼くか蒸すかしたものをオリーブオイルと塩とライムだけで食べるほうが美味しいのでは、と思ってしまいました。ライムとバターとかもいいかも。



だってワイン頼んじゃったしね!

シンプルな味付けのほうがワインには合う気もしますが、魚の春巻きとボルドーのシャルドネの相性は悪くありませんでした。シャルドネの酸味ってどんな料理にも大抵は合うので大好きです。


調子に乗ってワインなんて飲んだために、この後のバス移動でひどく苦しむ事になるのですが、それはまた別のお話です。


かみさま
今回はまた脱線が多くて長くなっちまったな。


どーも
調べる事も多かったし、ちょっと力作になりましたかね。

下にこっそりと商品を紹介しておきますので、ベトナムで僕が食べたのと同じというわけには行きませんが、気になったらどうぞ。


我々は東南アジアの誇る魚醤の文化が世界の歴史の中で燦然と輝いている事を誇りに思います。


今回でようやくニャチャン編終了、次回からホイアンめしです。


次回もまたどーもー!



アサムラサキ かき醤油 300ml/アサムラサキ
¥380
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ニュクマム(魚醤) 200ml/ドーバーフィールドファーイースト
¥価格不明
Amazon.co.jp


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ニャチャンのビーチ。
泳ぐには十分な気候だけど、ローシーズンのためか人はまばら。


どーも
今回は写真多めの、趣向を変えて普通のブログ風に一人で語っていきます。
Mr.どーもです。

ニャチャンからホイアンへ向かうバスの予約が思うように取れず、ニャチャンには予定より長く滞在する事になってしまいました。

市場も見たし、寺院も見たし、あとは白い大仏のある寺くらいのもの。しかし天気は良いのに、いちいちバイクタクシーで移動していてはつまらない。

ふとホステルに置いてあるレンタルバイクに目が止まり、値段を聞いてみると、なんと一日5ドル(約10万ドン)だと言う。バイクタクシーに乗って移動しても一回5万ドン程度。バイクを一日レンタルしても10万ドン。

ブログの更新に時間をかけたため時間は既に午後になっており、バスは今夜出発。バイクを使えるのは4~5時間程度。
しばし迷ったが、天気に誘われてプチツーリングと決め込む事にしました。



僕は日本にいる時はずっとバイクに乗っていました。
久々に乗ってみると、懐かしい感覚がよみがえってきます。

交差点ごとに変わる風の向き、空気の流れ、匂い、温度、湿度、潮の濃さ。
全身で感じる空気の変化。照りつける日差し。
見知らぬ路に走り出す高揚感。

気持ちも感覚も、研ぎ澄まされて新鮮になっていくような気分です。

やっぱりバイクって面白い。
こんなに手軽にワクワクする乗り物は、そうそう無いです。

大型のバイクに乗っていた事もありますが、気になったものを見つけた時にすぐ止まれる小型のバイクのほうが気ままな旅には向いている気がします。大型には大型の、小型には小型のメリットがあるんですね。

今度ベトナムに来たときは、バイクで縦断してみたら面白いかもしれない。

調べてみたら、ベトナムでバイクを買って縦断する人、けっこう多いんですね。
20世紀に賀曽利隆さんが縦断した頃に比べると、時代は変わりました。



海沿いを走れば、ならではの景色が。


ニャチャンの街を、ぐるりと大外に一周するように走ります。

少し外れるとすぐに未舗装になってしまうのが、やはりまだまだベトナムは開発が十分じゃないんだなと思わせます。


なんと木製の橋を発見。
ここ、通っていいんでしょうか。



いいみたい。
ただし二輪車と歩行者だけみたいです。
でこぼこなので、ちょっと怖いです。



橋の向こう側には料金所がありました。
声をかけられなかったら、うっかり素通りするところでした。
2000ドンだったかな。



橋の料金所の横にあるレストランでは、昼下がりからビールを飲んでパーティーです。
手招きされて、ちょっと混ざりたいと思いましたが、飲酒運転になってしまうので…
へへ(*´∀`)




線路はどこまでも続きます。
遮断機なんてしゃれたものはございません。



おっと、そろそろ暑くて喉が渇いたなと思っていたら、ちょうどいいところにチェー屋さんを発見。



なんか派手です。
ひんやり甘くて、果物とドライフルーツと寒天が入ってます。
ああ涼しい。




そっちの屋台では何を作ってるのでしょうか?




やや、これはバンカン(Banh Can)というレストランではお目にかかれないニャチャンの屋台料理ではないですか?
ラッキー!もちろんいただきます!


別添のヌクチャムに浸していただきます。

やや甘めの味付けのヌクチャムには刻みネギ?ニラ?とニンニク、唐辛子です。

生地はタピオカ粉を焼いたシンプルなものだそうですが、米粉を混ぜて使ったりはしてないのでしょうか。
タピオカといえばでんぷんです、でんぷん質ならではのもちもちとした食感とアツアツのバンカンがヌクチャムと合わさって、不味いわけがありません。

これは癖になる。
癖になるおやつだー。


しかし、浸して食べるこの感じ…この味。
何かに似ています。

あ!
明石焼きだ!

本場兵庫県の明石では卵焼きと呼びますが、全国区では明石焼きと呼ぶのが通例。たこ焼きのような見た目のものを、だし汁に浸して食べる料理です。
間違ってもたこ焼きを出汁に付けたら明石焼きだなんて思ってはいけません。
生地は卵の割合が多く、小麦粉がほとんどのたこ焼きとは形状は似ていても中身はかなり違います。ふわっふわに焼きあがるので崩れやすく、楊枝ではなく箸でいただくのが一般的です。
綺麗に焼くのも技術が必要で、たこ焼きに比べるとうまく焼けるようになるにはかなりの熟練が必要だそうです。明石以外で取り扱う店が少ないのは、技術的な問題が大きいのかもしれませんね。
明石に行ったらこの卵焼きをつつきながらビールをしっとりと飲むのがやめられません。

明石では出汁で、ふわふわの卵焼きを。
ニャチャンでは魚醤ベースのヌクチャムで、プルプルもちもちのバンカンを。
海の街の不思議な共通点。


次々と焼きあがっていきます。

追加ください!




バリエーション。
白いのはバンカンの生地のみのシンプルなもの。
少し黄色いのは、うずらの卵を落としたもの。
片面全部が黄色いのは、卵を表面にかけたもの。
どれも等しく美味しいです。半々くらいで、白いベーシックな奴とたまごかけのものを食べたいです。


マジうまい。
ビール欲しくなってきた。



ごちそうさま。
バンカンが合計で25000ドン。
チェーが15000ドン。
…???
なんか、引っかかる値段。


そんなものかな?
まあそのくらいかな?と思えなくもない金額ですが、どうやら外国人価格を上乗せされている感じがします。そんな値段で営業していたら、地元民はおそらく寄り付かない。
けれど、これは確かめようがない…。
美味しかったし価値ある食べ物だったので、惜しくは無いのですが、なんか悔しい。
でも、定価が無いベトナムでは値段を高くつけるのは当たり前の事なんです。
外国人だからじゃない、ベトナム人ですら、隣町の行きなれない市場に行けば相場より高い金額を申し渡されるのが当たり前なのだそうです。



場所はこちら。
地図の右下のあたりに見えるのが電車のニャチャン駅。
中央左側の矢印アイコンが現在地、露天のあった場所です。


この後、地図の中央やや下にある白い大仏を見に行くのですが、特に面白くも無いので割愛です☆


レンタルバイクお薦め。でも右側通行なので気を付けてくださいね。
右側通行は事前にイメージトレーニングをしておくと、すんなり慣れますよ。
都会だと運転も怖いですが、ニャチャンはバイクもまばらなので楽勝でした。


もう少しニャチャンめしが続きます。


次回もどーもー!



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かみさま
前回のクラゲ麺ブンカースアから引き続き、ローカルの有名店ニンホア(NINH HOA)でいただいてるぜ。
Domo神さまだ。


どーも
美味しい情報があればどんな僻地へでも行く覚悟があります。
Mr.どーもです。

ニンホアはこちらです


画像中央にCho Damと書いてある古墳型の場所がダム市場です。南側の入口ゲートを出てレロイ通りから最初の角を左折、まっすぐ進むと左手に見えてきます。
ピンの場所ですね。

近くに旧店舗があったのですが、最近新しくなったらしく、現在の場所に移転していました。
暫く旧店舗のあった場所をうろうろして迷い、英語が喋れそうな近くのゲストハウスの人に聞いて、ようやく移転したのがわかりました。

ちなみに空港のすぐ北側に外国人が多い安宿街がありましたが、そこからはダム市場は少し離れています。徒歩ではきつい距離です。ダム市場周辺にも安宿っぽいところが多数見かけられました。



新店舗は大きく広くなっています。またもローカル店の有名化です。
それでも価格がローカルのままなのでホーチミンの店と違って有難いですね。
全体的にニャチャンの物価はホーチミンと比べてかなり安く感じます。


ネムヌオンです。これで3万ドンは安い!のかな?
ホーチミンで言うゴイって呼ぶ生春巻きと同じになるんでしょうか。ホーチミン(南部)とニャチャン(中部)で名称が違うみたいです…。こういうのは旅行者にとって難しい。


こんな感じで巻いて食べます。
野菜と一緒に巻くのは豚肉のすり身をあぶって細長く切ったものと、バリバリに揚げたライスペーパーです。
なぜか卓上に提供されたライスペーパーが乾いたままです。
乾燥したままのライスペーパーで巻きます。
ちょっと甘辛いタレをつけていただきます。

齧ります。


か、硬い…!
乾燥したライスペーパーの、なんという歯ごたえ。
顎が鍛えられます。


かみさま
なぜか乾燥したままのライスペーパーを出す店が中部では多いな。
野菜や具材の水分でほんのり柔らかくなるのを待ってから食べるといいと思うぞ。


どーも
なるほど、巻いてからギュッとおさえてからしばらく置くと、水分で少し柔らかくなりますね。
待たずに無理やり食べてもタレと一緒に口の中でだんだん柔らかくなっていきます。
これはこれで美味しいかも。
このタレもヌクチャムやスイートチリソースとは違って、またいいですね。

でもやっぱり、しっとり湿った生春巻きのほうが美味しいかなぁ。



チャルア(Cha Lua)。
豚肉を醗酵させた食品。製法はちょっとわかりませんが、発酵食品らしいクセは無く、すり身になっているので食感も肉っぽくなくて、カマボコのような感じです。テーブルに最初から一定数が置かれてあり、食べて減ったぶんだけ会計の時に計算される仕組み。
1包み3000ドン。

ラオスにもちまきのように葉で巻いてある醗酵豚肉があって、それに似た感じでを想像していたら全然違って少し拍子抜けです。地続きの隣の国であっても、同じような料理が大きく違うものですね。

ちなみにラオスの醗酵豚肉「ソムムー」はスライスされた半生の豚肉が葉で巻いてあり、醗酵食品の匂いと乳酸菌由来と思われる酸味があります。タイ東北部イサーン地方でも見られるそうなので、似たようなものがラオ文化圏全般に存在すると思われます。

ニャチャンは海沿いにあって海産物の美味しい土地なんですが、実は豚肉の産地でもあるそうです。
実に美味しい街ですね。



かみさま
よし、じゃあ次行くぜ。
まだ続くぜニャチャンめし。


次回もどーもよろしくだ!




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どーも
最近体重の増加が著しいMr.どーもです。


かみさま
そんだけ食ってりゃ当然だわな。Domo神さまだ。


どーも
そういえばブンってビーフンの意味なんですってね。言われてみればビーフンっぽいですもんね。


かみさま
ああ、中国語で小麦粉のヌードルの事を「麺(ミェン)」、米粉のヌードルの事を「粉(フェン)」って言うんだが、「米粉」って書いて北京語読みだと「ミーフェン」、発祥とされている福建省南部の発音だと「ビーフン」になる。
「粉」が伝えられた時にどこかで訛って、ベトナムではブンと呼ぶようになったのだろうな。名称から察するに間違いなく起源は現在の中国と思われる。

ちなみに福建省は台湾から海を挟んで西側にある、中国の東海岸沿いのエリアだ。香港やマカオよりも東で、少しベトナムからは離れているので、いったいどういった経路で伝わっていったのか気になるところだな。あるいは福建省のそれとは別の形でベトナムに近い場所から伝えられたのかもしれない。
そういう資料、どっかにないか?

しかしこのビーフン、すごいんだぜ。
米を主食としている東南アジアの国々に、華僑が広めたのか知らんが、広域に渡ってきっちり根付いているんだもんなー。

ベトナム → ブン
日本 → ビーフン
インドネシア → ビーフン、ミーフン
マレーシア → 同上
フィリピン → ビーホン
タイ → センミー

タイ語のセンミーは雲南省(中国南部でベトナム、ラオス、ミャンマーと隣接)が発祥とされる米線(ミーシェン)に起源すると思われる。ミーシェンとビーフンは厳密には違うはずなんだが、ここではその違いは究明できないので、次の課題だな。

いずれにせよ米の生産の盛んな地域はほぼ完全にビーフンやそれに類する米粉の麺が根付いており、また名称だけ見てもビーフンの影響力はとてつもなくでかい。
もちろん台湾やシンガポールやミャンマーでも食べてるぜ。

温暖湿潤な気候には小麦より米の栽培が適している。中国南部、南東部はじめ東南アジア全域がそれだな。それらの地域では自然と小麦より米の生産量が多くなり、加工品にも米粉を使うのが一般的となり、米粉食の文化が形成されていったのだろうと想像できる。

ガチですげーぜ、ビーフン文化圏。


どーも
そういえば僕がフィリピン人にビーフンって言ったら通じなくて、ああビーホンの事ね、とか僕の発音が悪いみたいに言われた事がありました。
僕に非は無いと思いますけど…。
まあフィリピン人ですから、オリジナルが何かとか考えないのだと思います。恐らく彼らはビーホンがフィリピン料理だと思ってますよ。
ピザがアメリカ料理だと思っている人もいますからね、ある意味では間違っていませんけど。


かみさま
まー…そこんとこは考え方の違いだな。

たとえば餃子やラーメンやから揚げが基は中国料理だって事を日本人は知っているから、どれだけ日本に根付いた料理だったとしても、日本人にはそれらを和食だと主張する感覚は無いな。これには和食というカテゴリがきちんと作られている事と、各国の料理が区別されて日本に定着しているからと考えられる。
「洋食屋」「定食屋」なんていいかげんな区分も古くからある食堂には多いけどな。

しかしそもそも家庭で外国の料理をする料理力があるなんて日本人だけだぜ。どこの国の人でも、自分の国の料理しかできないのが当たり前だ。一般人が和食、中華、イタリアン等…きちんと分けて料理できるなんてのは日本だけだ。


どーも
そう考えれば家庭で作る料理が全てフィリピン料理だと考えるフィリピン人は普通に思えてきますね。別の国の料理だと分けて認識する理由がないのか。

ベトナム料理もほとんどの起源は中国にあったとしても、やっぱりベトナムの料理だと思います。ベトナムコーヒーにしても、独自のスタイルを確立しちゃった感がありますし。
とすると、日本の洋食もひとつの日本料理であり、「和食」とは別のカテゴリの新しい日本食として考えていいんでしょうか?


かみさま
俺から見れば餃子もラーメンもカレーライスもハンバーグもオムライスも、もはや日本食の一つだな。

たとえば餃子、日本では餃子と言えば焼き餃子が一般的だが、もともと中国では茹でてスープに入れた水餃子や蒸篭で蒸した蒸し餃子が一般的だ。戦後に中国から料理方法を持ち帰った日本人が、ご飯に合うよう工夫した結果、油で焼いたものが広まったと言われる。今では台湾はじめ中華圏でも焼き餃子を食べさせる店が増えてきている。

他にも日本でアレンジあるいは再発明され逆輸入された食べ物も多いんだぜ。エビチリとか、ハーゲンダッツのグリーンティー味とか。
ラーメンやカレーライス、オムライスなんてその典型だよな。

食べ物だけじゃないぜ、電球の内側を白くしてフィラメント(光源)の光を和らげるとか、着物を着ていても料理に手を伸ばす時に着物の袖が邪魔にならないよう回転する台を付けた中国料理のテーブルとか。

日本人の「こうしたほうが便利じゃね?」っていう創意工夫や改善努力には驚かされるぜ。こればかりは間違いなく世界一だな。



どーも
話がだいぶ逸れてしまいましたね。


さあ、ニャチャンに来た最大の目的はこれ!
クラゲ料理です!
なんとニャチャンでは普通にレストランでクラゲが食べられるんですよ。


ブン・カー・スア

スアはクラゲを意味するようです。クラゲ入り3万ドン、ブンカーだけだと2万5千ドンです。

カー?チャカー?さつま揚げのような魚のすり身の天ぷらも入っています。
この天ぷらはお好み焼きのような形をした大きなものがニャチャンの市場や露天など至る所で売られており、ニャチャンの人々に愛されているのがわかります。ピザのように放射状の形に切って食べるのが一般的。

白いものは豚のすり身のようです。



この半透明で、少しイカの肌のようなまだら模様が表面に見えるのがクラゲ。

ほぼ無色透明の透き通ったスープは魚介ベースのスープのようです。今まで食べたフォーやブンよりもずっと魚味が強い。薬味が控えめなのも頷けます。
塩は少し濃い目。すり身もスープと調和し、別添の野菜しゃぶしゃぶと合わせてもバッチリです。
トマトの酸味がまた、このスープによく合います。色といい味といい、このトマトは技ありですね。

肝心のクラゲです。
プルプルしていて、つるつるしていて、噛むとコリコリしているんですが、ナタデココとは違ってザク!っと潔く噛み切れます。この歯切れの良さは寒天に似ています。しかし寒天ではこの硬さは出ない、なんとも言えない独特の食感!


いやー、珍しいものを食べました。わざわざニャチャンまで来た甲斐があったってもんです。


でも僕、どっかでクラゲ、食べたことあるんですよね。これ初めてじゃないんです。
けど思い出せないんですよねー、どこで、どんな料理で食べたのか。
九州の離島のどこかだったのか、イルカとか変な海産物が多い静岡あたりだったのか…


かみさま
いや、普通に中華料理屋で食べるだろ、中華くらげ。
あれもクラゲだぞ?


どーも

 ガ━━(゚д゚lll)━━━ン!!!!!


かみさま
意外にクラゲって食えるんだよな。調べてみると中国料理を筆頭に様々な料理があるみたいだぜ。

さ、間抜けはほっといて次に行くぜ。


俺たちは米食文化が米飯だけに留まらず更なる発展を続けることを切に願っているぜ。


次回もどーもだ!




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朝。
ホーチミンから東北方向、海沿いの街ニャチャンへのバスを前日に予約し、
今日は何を食べようかと思案しながらブログの更新をしているMr.どーも。


どーも
ホーチミンからフエまでのバスにオープンチケットなんて便利なものがあるんですね。
ホーチミン、ニャチャン、ホイアン、フエと途中下車して全ての場所を通り自由に途中下車しながら北上していける便利なバスチケットです。
ホーチミン→ニャチャンは11時間くらい。ニャチャン→ホイアンも12時間くらいです。ホイアン→フエ間は4時間くらいで、その区間以外は寝台バスです。一気にホーチミンからフエまで行こうとすると24時間以上かかるのでとっても辛いですね。
いちいち途中下車する度に次のバスを予約しなければいけないのが手間だけど、なにより電車より安い。購入する旅行代理店によって価格は違うみたいだけど、僕は65万1000ドン(約3100円)で購入しました。高いところでは74万ドン(約3500円)と言われたので、まずまずの値段でしょう。

早起きして作業していると気分がいいな~。さて今日は朝食に何を食べに行こうかな~。



(宿のスタッフ)
おい、バスが来たぜ。はやく行きな。


どーも
はい?
バスって、僕、夜のバスですけど?



7:45に宿に迎えに来る事になってるでしょ。


どーも
いやいや、7:45分の夜っつって予約したからー。ほらチケットにも…



あ、AMって書いてある。


おーけーおーけー、わかった行くよ!
今すぐ準備するからバスには少し待ってもらってください。

(大急ぎでPCを閉じ荷物をまとめるMr.どーも)

僕はロビーでPC広げて作業して、明らかに出発準備できてない様子なんだから、バスが来る前に一言確認してくれればいいものを…。
なんでバスが迎えに来るまで確認しないかなぁ?

昨日予約するときにバスの時間を7:45と8:00とだけ書いて説明してくれていた。
僕は「at night, sleeping bus」つって予約をお願いしたら、8:00は無くて7:45分だけしか空席がないと言われたので、完全に勘違いしていた…。まさか朝出発のバスだとは思わなかった。
スタッフの姉さん、AMとかPMとかは説明の時にちゃんと書いてよ…。っていうか24時間表記を標準にしようよ…。


かみさま

朝から災難だったな。朝食は食べ損ねたが、まあ無事にバスに乗れてまだよかったじゃないか。身支度を済ませて作業中だったのが幸いだったな、寝ていたらもっと面倒だったし、そもそも食事に出ようとしていたところだったからな。


どーも
バスは寝台と呼ぶにはあまりにも快適性の低いバスでした。
狭いし、足をゆったり伸ばせるわけじゃないし…
背の高い人はもっと辛いでしょうね。
それでもまあ、シングルベッド一つのサイズに他人と二人で寝るラオスの寝台バスよりは遥かにマシでしたが。


なんとか普通のシートよりは快適といったところ。


カミサマもお疲れです。


ギリギリ舗装路といった田舎道を延々と走り、ビーチリゾートを通り過ぎ、ニャチャンに着いた時には既に18時を過ぎていた。


どーも
結局、昼前に休憩所で食べたバインミー(2万ドンもした、高い!)しか口にできませんでした。
宿も予約なしで狙っていたホステルがいっぱいで少し苦労したし、疲れて腹ペコです。

しかしニャチャンといえばまずはシーフード!
途中でベトナム人がいっぱいの海鮮料理屋を見かけたので、そこに突撃してみたいと思います!


ロブスター!カニ!でかいっす!

カニもロブスターも魚も大エビもグラム売りでした。ロブスターでキロあたり70万ドンとか言ってましたが…一匹あたりに換算すると2500円くらいになります。日本で伊勢海老を食べる事を考えれば格安ですが、ちょっと一人で食べるには贅沢すぎる気がしますね。
次に来たときは魚もエビもカニも贅沢に食べたいと思います。


格安ウニ、一匹1万ドンだか2万ドンだったか。
味塩コショウとライムでいただきます。
生で食べる食べ方を「サシミ」という名称で売っていました。どこの世界でも日本語の広まりを感じます。


焼いても!
味は濃厚ですが身が薄い…残念。


バナナプラウンとはどんなエビかと思えば、…こんな感じでした。

味付けは塩とニンニクとタマネギと唐辛子、そしてハーブ!ライムを振りかけて、ビールが進みます!
僕は殻ごと食べる派なんでバリバリモリモリ美味しく食べましたが、一つ一つ剥くとなると手間がかかりそうですね。小ぶりのエビですが、身も詰まって味も良く、食べごたえあります。

ニャチャンから中部にかけてよく見かけるLARUEビールを5本ほどいただきました。
味はマイルドでアルコールも4.5%と低め。取り立てて特徴のあるビールではないですが、嫌な酸味が無いので料理のお供にすっきりいただけます。
ご当地ビールらしく、一番安く飲めます。
しかしなぜかベトナムではハイネケン、タイガー等外資のビールが幅を利かせています。地元ベトナムのビールよりだいぶ高くつくのに、よっぽど欧米人がハイネケンをありがたがって飲むのでしょうね。実際、ハイネケンを飲んでいる人を良く見ます。
僕は常に地元ビールしか飲みません…。理由は地元応援と、値段が安いから。
最近はサッポロやアサヒも頑張って売り込んでいますよ。


かみさま
おい…
お前、このメニュー。
わかってるよな。


どーも
はい…。
こんな、こんな気になるものを見つけてしまったら、好奇心でものを食べるフードエクスプローラーの血が黙っちゃいません。
シーフードが名物のニャチャンですが、なぜこんなものがあるのか…。
絶対このレストラン、ニャチャンでも異色ですよね。



というわけで、じゃじゃーん。9万ドンなり。

なぜかこのレストラン、イノシシ、鹿、ダチョウなどの獣肉が置いてあるんです。それらは日本で全部食べたことがあるしスルーで問題ありません。強いて言えば久々にイノシシを食べたいとは思いましたが、

中でも、この肉。

なんと、


Hedgehog


ハリネズミなんですよ。

もう僕の頭の中ではセガの青いあいつしか頭に浮かんできません。
さすがにこんな肉を食べるのは初めてです。想像がつきません。
いただきます!


匂いは、特に特別な獣肉といった感じはしません。普通の肉の油の香りがします。
食感は鳥に近く、歯ごたえがしっかりしているので地鶏を食べている感じです。
噛みしめると出てくる肉のうま味は深く強く、やはりジビエ(野生動物の肉)に通じるものを感じます。うま味も食感も地鶏のようで、正直ハリネズミを食べているのか地鶏を食べているのかわかりません。そっくりです。
下味をつけてあるのか味付けは濃いめで、肉にハーブをたっぷりすり込むように味付けされているので、臭みは全く感じられません。臭くないし、うまみは強いし、本当に地鶏そっくり。ハーブが香るのもまたたまりません。
別添の赤いやつ、唐辛子塩をつけるとまたうま味が膨らみます。ライムを垂らせばさっぱりして箸が進みますが、特に気になる臭みが無いのでライムは好みです。

そういえばベトナムの塩はほとんどが天日塩で精製度が低く、うま味が強いと聞きます。ざらっと湿った粗塩で、甘みにも似たうま味が強く感じられます。岩塩に近い感じですかね。
これに少量の唐辛子を混ぜた調味料…肉料理に合わないわけがありません。うまいです。

ああ、肉を噛みしめる悦び!
炭火焼のわずかな焦げの香ばしさ!
後からピリリと刺激してくる奥ゆかしい辛み!
ハーブにすら負けない、強烈にほとばしる肉のうま味の剛速球!

光の速さでビールが胃袋に吸い込まれました。

ビールおかわり!

(思い出して書いてて涎が止まりません。ビール買いに行ってきます。)


かみさま
うまいだけか…。
チッ、面白味のない。


俺はどーもの奴がもっと面白ネタになるような食べ物を見つけてくる事を期待してるぜ。


ホーチミンから脱出もしたし、次回もニャチャンめし、続くぜ!





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