あたためてあげましてよ?小さき動物たちをすべて懐に入れてあたためてしまう、母性ダダ漏れなニワトリの母さんズ。
母性。それは動物に備わった本能でもあるし、たまに不具合が発生することも。まったく作動しない場合もあれば、ありあまる母性がすべての命に平等に注がれるなんてことも。
ニワトリの母さんはすごい。卵はもちろんヒナもあたためがちで、他のニワトリのヒナまでも自分の子のように育てることは知られていたが、その母性は他の小さき生き物たちにも発動されるのだ。
鳥のヒナはもちろん、子猫、子犬、子豚などなど。
「あたためますか?お箸はおつけしますか?」
てな具合でコンビニのレンジよりも強力なワット数という名の愛情をもってあたためまくっているという。
1. 「ちょっと待ってな、この子あたためとかなきゃ」
まずは弱っていそうな子犬を率先してあたためるメンドリ
2. この日は嵐だったそうだ。
震える子猫たちのあたためチンを開始したメンドリ
3. 子猫が好きすぎるメンドリ
メンドリってかなりの猫好き?
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4. ハトまでをもあたためチン!
5. メンドリのヒルダさん、うっかりアヒルの巣に座って卵まで孵しちゃったそうだ。で、結局今ではみんな彼女の子どもとなった。
6. ニワトリ小屋で母猫が子猫を生んで育て始めた。母猫がいないとき、メンドリは、自ら進んで子猫のベビーシッターをしてくれるという。
7. 子ブタちゃんもあたためチ~ン!
8. ニワトリのゲルトルート母さん。なんとアメリカダチョウの母となった。ヒナの状態ですでに大きさが一緒とか!子どもたちを引き連れて散歩する姿が様になってるけど、すぐにもっと大きくなるぞ!どうする!ゲルトルート母さん!
9. だれの卵からかえったヒナかなんて、そんなの全く関係ない。メンドリにとっては、みんなに平等、私の子。1ダース超えてるけども。
10. お母たんにツンツク。アヒルのヒナ。
11. 4匹の子猫をチンするメンドリ
12. おっとメンドリのみならず、オンドリも子育て参戦。
子ヤギのパパになったオンドリ
あの烏骨鶏も小動物をあたためていた!!
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via:Bored Panda・translated by どくきのこ / edited by parumo
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ロシア、ウラジオストクにあるサドゴラ動物園でめでたく8匹のハリネズミの赤ちゃんが生まれた。しかし不運なことにハリネズミ母さんが事故にあい、亡くなってしまう。
ハリネズミの赤ちゃんはお乳もほしいし、体温調節も自分ではままならない。
動物園の飼育員たちは小さな8つの命を失わないよう尽力した。時にスポイトで時に哺乳瓶でミルクを与えたり、夜には体が冷えないよう工夫した。
しかし母さんがいたころのようには元気がない。このまま赤ちゃんハリネズミが弱っていくのを見ているだけなのか・・・
そんな時に救世主が現れた。母性溢れる黒猫のムーシャさんである。
Cat becomes wet-nurse to 8 baby hedgehogs
母性が突出する黒猫のムーシャ
ムーシャは捨てられた子猫たちの里親係を終えたばかりだった。ハリネズミと猫という異種ではあるが、動物園側はムーシャからあふれる母性に一縷の希望をかけたのだ。
赤ちゃんとあれば例え我が子じゃなくても愛情をかけて育てるムーシャ。弱っていくハリネズミの赤ちゃんを見て放っておけなかったようだ。
ムーシャには愛情のほかにもミルクもある。ハリネズミの赤ちゃんたちを救うべくすぐさまそのかたわらによりそった。
ハリネズミたちは、一瞬にしてムーシャに気を許した。そのミルクを求めすぐに殺到したという。こうして猫ハリネズミのちょっと変わった家族ができた。
そして1週間。ムーシャ母さんによるミルクタイムと寝かしつけが続き、ハリネズミたちはすくすくと育っていった。
現在ハリネズミたちは自分たちでご飯を食べられるようになったという。
「ここまで育てればもう安心」
お乳こそ与えることはなくなったムーシャだが、ハリネズミたちのそばで彼らの成長をあたたかく見守っているそうだ。ちょっとチクくても愛の前に種は関係ないんだ。
2012年にはソーニャという猫がハリネズミの孤児の里親を務めたこともある。丸まっちいチクボディのハリネズミと猫の親子関係、意外とうまくいくようだ。
via: BBC/BoingBoing/Cheezburger/Lovemeow/YouTube/Instagramなど/translated by kokarimushi / edited by parumo