サンタはきっとやってくる 7 | ☆心中常感謝無忘☆

サンタはきっとやってくる 7

雄輔は人通りの多い所へと走った。

だが、大部森林の多い所へ来ているため、

ちらほら人はいるものの…

雄輔の目には入らなかった。



どのくらい走り続けても、
もう30歳。

いくら野球をやっていたからと言って
体力はあるものの、

もう30歳だ。

いくらなんでも走り続けれる訳がない。


雄「…っはぁ…
っはぁ、はぁ…」

フラフラになりながら、雄輔は歩く。

走れば暖かくなるものの、
雄輔は寒さと疲労で目がボヤけてきた。

雄「…ぅ…」

雄輔は歯をくいしばって、歩く。



―――ドサッ。



雄輔は倒れた。
もう体は限界だった。よくやった方だ。

雄「くそぉっ…

俺はなんもできねーのか…!!

人一人、助ける事もできねーのか…!」

雄輔は自分の無力を攻め続けた。

上では女性が苦しんでいる。

雄輔はもう立ち上がれなかった。

地面の冷たさ。

気温の寒さ。

周りに誰も通らない。
雄輔はそれでも助けようと頑張った。

自分の無力に涙を浮かべながら…