私は高齢出産で子どもを産んだ。

けっこうな、ギネス級の年齢である。

医師のカルテには、ドーーンと 「貴重児」というハンコが押されていた。

「貴重児」、そんな言葉があるんすか、というより、そんなハンコもあるんすか、と

びっくり。

当時の夫の転勤先であった秋田の、某大病院での出産だったが、

実家の東京の父はすでに亡くなり、母はとても来られる状態ではなかった。

夫のご両親は仙台に健在だったが、

ま、いろいろな事情があり、出産時には立ち会えなかった。

夫も、当日、出張泊。

いくら、急な出産とはいえ、誰もこないとは!と、担当医師は無念そうにしょぼくれていた。

あらま、産むのは私だって。

私がいいんだから、いいんだって。そんなにがっかりしないで、と

私が励ましてあげたいくらい。(いい人だ)

「私たちがちゃんと写真もとってあげますからね!」と看護師さんたちも優しい。

出産直後には間に合わなかったけれど、出張先から夫が飛んで帰ってきた。

嬉しそうだった。

彼にとっても、待望の子どもだ。しかも女の子。

この子を守っていこう、何があっても守っていこう。

私たちは、言葉に出さなくても、そんな思いで繋がっていたはずだ。


娘の誕生日は、そんな日の記念日でもある。


で、15回目の今年。

上の写真は、なんなんでしょう。

結局、「フライパンで作るマクロビおやつ」を参考に、中身をかなり代替えして

オートミールクッキーwith生クリーム添え、となった。

出来上がりを見て、娘いわく。


「ハンバーグですか?」


あまりにも冴えない風貌のため、実物の写真をケチっています。

左下の、素朴ながらも素敵なクッキーの写真は、本に載ってた写真。


いいのいいの!

これからは、ケーキ(焼き菓子)にこだわらずに、

もっともっと美味しいもの作るけん、待ってなさい!