みどり豊かな島
前略、雲の上から
地平線に浮かぶ雲から、富士山を感じた。
間違いなく、地平線に富士山はいた。
携帯からレンズを覗くも、富士山は見当たらなかった。
携帯から撮った写真のほとんどが撮られていなかった。
そもそも、こういう『証拠写真』が
残されていないことが不思議なんですけど。
機内で無意識に撮った数々の写真は、
あとで見返すつもりだった。
機内で爆睡していたときでした。
前の棚に差しておいたアクアが落ちた音で目が覚めた。
隣りに座る席の人にもお願いして、
床下に電気を灯して貰った。
けれど、探しても見つからなかった。
水はどこかに転がってしまったようだった。
それでも、二本貰ったうちの一本はまだ残っていたんで、
一本あるからまあいいかと、探すのを諦めた。
っと、ここでわたしの思考はこんなふうに変化した。
全てのことに意味があるとするならば
水が落ちて消えたのも、何か意味があるはずで。
そういえば…、以前住んでいた家で不思議なことがあった。
神社で汲んだはずの御神水が、
一本だけ空になっていたことがあった。
勘違いでも間違いでもなく、
2ℓの空のペットボトルに汲んだのに、
一本だけ空の状態だったことを、
空の上から思い返していたのだった。
もしかすると、空の存在が水を欲していたのかと、
そんな思考がアタマをよぎった。
もしそれがそうであるとするならば、
『どうぞどうぞ』と、
喜んで水を差し上げましょうと。
見えない存在が乾いた喉を潤してくれたのならば。
部屋ナンバーは偶然にもわたしの誕生日
本音の裏側
正直なところ、わたしの求めていたホテルでは無かった。
溜まったエネルギーも栓をしたまま、
抜けてない感じ。結構重たいんですけど。
評価はすごく良いのだけれど、
わたしの目的はヨガでもないし、
多くの宿泊者との接触も気を遣うし、気も疲れる。
ここは旅行会社が選択したホテル。
自分で手配をせずに、旅行会社に依頼をして決めた。
以前、個人で手配した宿はツリーハウスで、
ジャングルな景色が絶景だった。
5年前に泊まったカンプンも、
このときにバイクで見つけて内覧して、
次はここに泊まろうと思って決めた。
以前が良すぎたために、こんな思考になるのだろう。
きっと見えない存在がわたしに、
人との交流をさせるべく、
ここのホテルにわたしを宿泊させたのだろうと、
自分なりに深掘りをした。
きっと何か理由があるはずだと、そう感じてた。
じゃらんじゃらん
昨日は、ウブド王宮までホテルからの送迎を利用した。
1日1便なのは不便だなあと、
明日からバイクをレンタルしようと思った。
ウブド王宮付近はポリシの車が止まっており、
路駐をしないように取り締まりを行っていて、
前みたいに気軽に路駐できる時代は終わったと思った。
円も弱い。
5年前は諭吉を両替すると、130とかだったのに、
昨日のレートは、101.5。
1時間足のマッサージをしたあと、店でランチ。
スープカリー美味しかった
引き寄せ
ピックアップは16:00。
待ち合わせの店を探し歩いた。
日本と時差が1時間なことをすっかり忘れ、
それが自分てきに時間の余裕に繋がった。
ホテルの同じ経営者の店で待ち合わせ。
髭もじゃのお爺さんの顔が額縁に掲げてあった。
そこに、気になることばを見つけた。
わたしがこのホテルに呼ばれたワケが分かった。
それでこのホテルに来たのかと
地平線に見えた富士山の謎も解けた
昨夜びっくりすることが起きた
あっ
こ、これは…
雲の上で見たのは…
タイタニック号だった
でも…一体なんで…
そして真夜中誰かさんに起こされた
追記
Spotifyで指先がまた下へスクロール。
止まった位置はなんとタイタニック
ってことで、曲を添付。
おもむろに数字を検索。2024-1997=27
27