ホールド部門も無事終了し、正式に成績の集計が行われる。
この間に参加者の方と少し雑談。握力という同じ趣味を持つ間柄、話が弾む。
握撃さんとも少し話が出来た。
「完敗です」と一切言い訳はされていなかったが、やはり手首の故障明けに加え、大会主催者として奔走していた影響は大きいだろう。
公式大会ともなるとスポンサー企業への挨拶回り等々物凄く忙しいというのは想像に難くない。
そんな中でも勝負してくれた握撃さんに感謝しかない。
ありがとうございました。
各クラスの表彰が始まり、自分が出場した-19クラスとなった。
賞状とメダル、景品を受け取り優勝した実感が湧いてくる。
↓頂いた賞状とメダル、景品のケトルベルとサプリメント
閉会後、会場で参加者の方としばし雑談。実は大会後のこの時間が1番楽しい時かもしれない。
緊張感から解き放たれ握力談義でわいわいと盛り上がる。
暫くして1人、また1人と帰路につく。
さて、一緒に来た弟に連絡したから私もそろそろ迎えが来るはずだ。
会場の外に出てあとどのくらいかかるかの連絡をとったところ
今ジャパンカップ(競馬)見てるから暫く待っとけ
とのお言葉。
…ワシも楽しみにしてるから結果言うなよと思いながら小一時間ほど寒空の下で過ごした。
とはいえ別に退屈はしなかった。
知らない土地の風景を見るのは面白い。それが長閑な所だと尚更だ。
趣味の旅行に行く時も静かな所に行く方が好きなので、のんびりと周囲の空や山を眺めて過ごしていた所迎えが。
第一声、
「やっぱりイクイノックスだったな!」
言うなよ!!
まあ聞いたものは仕方ない。車に乗り込み、お祭り後の寂しさを覚えながら伊勢志摩のホテルへ。
実は大会翌日も仕事が休みだったので宿をとっていたのだ。
料理に舌鼓を打った後に温泉に浸かり疲れを癒す。興奮で寝付けないかと思いきや、ベッドに横になるや泥のように寝てしまい、気づくと朝。
素晴らしい景色を見ることも出来た。
翌日も温泉やらお伊勢参りやらで観光をして帰路へつき、深夜に帰宅。
無事に家に帰るまでが大会。
これにて私の第3回握力王大会は幕を閉じた。
これにて参戦記は終了。
また次回も必ず参戦するだろう。
その時はAK150で130kgオーバー、そして連覇に挑戦したい。
これまで以上に鍛錬に励まなければ。
超握力の向こう側を見る為に。




