今シーズン 楽しみに見ているドラマは2つ!

【リエゾン】と【星降る夜に】です。

どっちもいろいろと考えさせられることがある。

今回は、【リエゾン】の話…


しほ先生が昔のバイト先の集まりで、発達障害をカミングアウトした結果、辛さを味わってしまった。

『発達障害の症状は 大なり小なり誰にでも当てはまるよ。

それを障害のせいにしていたら 成長が止まっちゃうよ』

みたいな内容のことを言われたんだったかな。


私もふだん、この前半部分は思ってたりする。

後半部分は 思わないけど。


私自身にも どうしても苦手なことがあって、でも 私の場合は自分自身の【努力】の範囲内でそこそこに改善されるように思う。

子供たちにも それぞれに苦手なことがあって、でも 今のところはどうにかなっている。それに関しては、私自身のことではないから 本人が苦痛に感じる【努力】をしながら耐えているのかどうかは分からない。そして、どうにかなっているように見えるのも、親や先生・優しい友達の手助けによって成り立っているだけで、この手助けが無くなった時にどうなるのか?までは 今のところは分からない。


ドラマで、しほ先生は ぐちゃぐちゃの大きなリュックの中身をぶちまけた。

“大なり小なり誰にでも”では片付けられない状況を伝えるために…

障害のせいにしたいわけじゃない。

それを言い訳にしたいわけじゃない。

ホントはみんなと同じ【普通】にできるようになりたい。


そして、ドラマの中で

落ち込んで帰ってきた時の佐山先生たちが優しい!

どんな言葉だったか?覚えてないんだけど汗うさぎ

『痛みは実際に経験してみないと分からない。

カミングアウトしたことで、周りにどう思われるのか?という経験をして、患者さんたちの痛みを知ることができた。医者としての武器になる』

って感じの内容だったかな???(全然違うかも)


私も私が経験していない痛みは分からない。

たとえ私が経験してきた痛みだとしても、その痛みは人それぞれ。元々いる環境も違うから、対処法も人それぞれ。

同じような痛みを経験していることで 相手の気持ちに寄り添う為の材料みたいなものを多く持てるだけで、きちんと寄り添う努力は怠ってはいけない。

ましてや、経験したことのない痛みを抱えているであろう人に対して、安易な慰めや安易なアドバイスなんかできない。


いろいろと難しい…

例えば 私がブログで

『息子が発達障害のグレーゾーンかも』って話をしたとしても、当事者からしたら 『そんな甘い話じゃない!』ってなるかもしれないし。

いろいろと難しいし、ドラマを見ただけじゃ ほんの一部分だけで 分からないところもいっぱいあるだろうから、

そこを単なる入口として 考えるキッカケにしたいなぁ~って思ってます。


どんな凸凹がある人でも、できるだけ笑顔でいられるような 優しい社会になっていくことを願って…