人生で初めてラブホテルに泊まった。


もちろん好美とだ。


料金は自動スライダー?のようなもので非接触。


あとは二人の時間を楽しむのみ。


ラブホテルに入ってからの好美の言動を記す。


🔶車を止めたあと、自らナンバーを隠していた。


🔶部屋を選ぶ際、『ジェットバスあるかな?』と物色していた。


🔶料金の払い方にあたふたしていた俺に、『こうだよ』とあっさり教えてくれた。


🔶無料サービスのドリンクやおつまみを、驚きもせず電話注文していた。


🔶『鏡張りじゃないんだ。』と呟いていた。


🔶スケベ椅子の使い方を知っていた。


🔶行為のあとに、コンドームを持ち帰ろうとしていた。


慣れてる!


絶対来たことあるはず。


元彼と何度も来ていたはずだ。


勇気を振り絞って聞いてみた。


俺「ラブホ初めて来た?」


好美『そんなにはないよ。』


否定しないんだ。


俺「なんか楽しいね。」


好美『うん、普段とは違うからエッチも楽しい。』


俺「今までどんなラブホ行ったの?」


好美『SMの部屋みたいなのとか、屋外温泉付きとか、ベッドが回ったり、部屋中鏡張りとかかな。 あと道具が無料とか無料コスプレがあったね。ここもあるのかなぁ。』


結構いってますやん!


嫉妬と屈辱と興奮のトライアングル。


素直に話す好美は悪びれる様子もなく至って普通。


彼女はやはり天然なんだ。


好美『浣腸があった所はビックリしたよ〜。』


か・か・か・浣腸!!!


まさかそんなアブノーマルまで経験済み?


無邪気に過ごす好美をもっと好きになった。