今日は父の手術だ。



6月に私の結納を行い、それからしばらく経った頃に、父の脳に腫瘍らしきものがあると発覚した。



腫瘍を発見し、事を重くみた、地元の医師は、すぐに大学病院への紹介状を書いた。



しかし、大学病院は腫瘍ではないと、あっさり否定。


それを受けた地元の医師は再び、別の病院への紹介状を渡した。



しかし、また、腫瘍は問題なし。けれど、睾丸が石化しており、それはガン化する可能性があるので、切除のため手術をすることに。


12月。


手術は無事成功。



入院のため、父は大晦日から正月まで病院へ。


父がいない初めてのお正月。


胸がきゅうっと締め付けられる。



しかし、まだ、腫瘍の件は未解決だ。



地元の医師は憤慨し、再度大学病院への紹介状を渡した。



年明けに父は検査入院し、とうとう腫瘍は認められた。




そして、今日が手術の日。



手術は朝9時からだが、麻酔するため、8時に父は手術室へ。




『まさか1ヶ月で2回も手術するとはなぁ。』




父の言葉が耳に残る。




手術は3時間はかかるとのことだが、おそらくもっとかかるだろう。




12時、13時、14時…



父が戻る気配はなく、時間だけが過ぎていく。




16時を回ろうとした時に、ようやく医師から呼ばれた。





手術自体は無事成功。




今日まではICUに入り、明日、出血が治まれば、通常の病室に戻るとのこと。



薬投与の経過や、摘出した腫瘍を踏まえ、悪性リンパ腫の疑いが強いと説明を受けた。



腫瘍を詳しく調べ、はっきりした結果が分かるのは1週間後。




ICUで父と面会。



意識はあるが、顔が浮腫み、傷が痛み、喉が腫れて呼吸が難しく、苦しいのか、目には涙が。





大好きな父。




今の苦しむ父の姿を見て、涙が溢れだしそうだった。




ずっとそばにいてあけだい。




苦しむ父に寄り添ってあげたかったが、処置もあるので、短い面会で、今日は終わってしまった。





悪性リンパ腫。





がんとの闘いになるのかな。





3月の私の結婚式には、父とバージンロードを歩けるように。




今はただ、前向きに、父の病気と向き合おう。




辛いのは何よりも本人だから。




泣き虫な私だけど、父には笑顔を見せていよう。




どうか、父の病気が良くなりますように。