右脳の芸術家と
私は呼んでいます
探し物の天才です
私なんかは、物を探すとき
記憶をたどりますが
その記憶は、暗記した記憶と言いますか
どちらかというと、数値的です
彼は違います
画像で覚えています
小学校低学年の時、はっとさせられました
学校で書いた絵なんです
大きなリンゴの木があって
実がなっています
その実の中に
街があるのです
子どもの書く絵ですから
うまくはありませんが
でも、発想がすごく面白い
すごい
実は、二男なんです
我が家の二男の話を
少しさせていただきます
第3子、現在18歳
一生懸命働いています。以前は……
彼が、小学校2年生の頃の夏やすみ
もう終わりごろかな
というとき、なんだか、体がふっくらしていました
そう、太ってきたんです
なんでだろうと思っていました
その答えは、じきに判明しました
当時は、学校の給食費は集金袋に収めて
子どもたちが学校へ持っていきました
講座引き落としではありませんでしたので
家内は、9月分を夏休みから用意しておいたのです
そして、9月になった時
袋が空で、二男の使い込みが判明したのです
どうしてわかったかというと
近所の父兄さんが
二男が何人もひきつれて
コンビニでよく買い物をしていたということでした
点と点が徐々に
つながっていきました
肥満、ポケモンカード
二男に問い正し、とうとう白状しました
1万円近くだったと思います
次に、焚火事件
田舎なので、周りは畑、草薮
何でもできます
キャンプに良く連れて行ったので
火おこしはうまかったそうですよ
最後は、おしっこで火を消したそうです
そして
その後、小学校の校長室に呼ばれました
同級生の親御さん合計5人です
近所の方が、学校に火遊びを
通報したらしいです
5人のうち、父親は私だけでした
さらに、中学の時
中学校の校長室にも行きました
その時は、剣道部の顧問の監督
校長先生、そして私の3人でした
帰宅途中、タバコを吸っていたらしいのです
3年生の秋頃でした
剣道では活躍していたので、来て欲しい
という高校はありましたが
タバコの件もあって、内申書がよくありませんでした
志望の公立高校は自力で受験しましたが
最終的に、本意ではない私立に行きました
高校2年生のとき、インターハイ予選の試合を応援に行きました
決まり手はコテでなんとか1本勝ちできました
子供たちの試合の応援は出来るだけ行くように
していましたので。
チームとしては負けましたが、これが現役最後の試合と
なるとは、その時には思いもよりませんでした
高校2年の
夏休みが明けても、二男は学校に行こうとはしませんでした
毎日、布団の中でじーっと寝ているんです
兄弟もいろいろと聞き出してくれていましたが
家内も、一緒に泣いたり励ましたりで
時間だけが過ぎていきました
担任の先生が抜き打ちで
我が家に訪問してくれたそうです
あいかわず、二男は寝ていました
出席日数の関係で、11月上旬が限界です
10月終わりの遠足が最後の切り札となりましたが
担任の先生とも話しました
家内とも話しました
二男とも話しました
兄弟とも話しました
職安に一緒に行って不景気の現実も教えました
意思は硬かったです
仲よい同級生が何人か辞めたことことが
大きな原因のようでした
もう一つは、本意ではない
高校に行って、勉強するのが
苦痛だとも兄弟に言っていたようです
そのあとの
二男はすごいです
なんと、自分で仕事を見つけてきました
鳶(とび)の仕事です
心が定まっていなかったのは
私でした
今でも、鮮烈に覚えています
なんとも、言えない
12月3日の一番、寒い雨の日に
初めて、仕事に行きました
前の日に、カッパと、保温ランチジャーを
買ってきました
当日は、寒かったです
心を鬼にして
自転車で出勤させました
切なくて
かわいそうで
なんとも言えない
気持ちでした
その時です
ふと、気づいたことが
ありました
私が小学校の時
兄貴と一緒に新聞配達をしていたのです
最初、兄貴の手伝いで始めたのですが
どんどん、部数が増えていきました
晴れた日は、いいんです
雨が厄介です
さらに、北陸は雪が降ります
積雪があると
自転車が動きません
仕方ないので、担ぐわけです
ソリーに乗せたりもしました
新聞は、絶対に濡らすわけに
いきません
配達忘れもいけません
遅れるわけにもいきません
私は.
気がつきました
母が
私たち、兄弟を
毎日、どんな思いで
送り出していたのだろう?
私は
自分の親は
なんとも思っていないだろう?
辛かったなー
としか考えていませんでした
親として
どれほど
切なかったか?
一番、寒い日に
初めて
仕事に行った
二男の姿をみて
涙が止まりませんでした
それは
親の思いに
気がついたからです
二男のおかげでした
根は優しい
真面目な子です
仕事は休みません
本日、結婚23周年の佳き日に
泣き虫ました