自宅マンションのエレベーター内で蟹江敬三に刃物で脅され犯された事で処女を失った図書館職員の八城夏子(織部ゆう子の名で東映京都制作「恐怖女子高校・アニマル同級生」でデビュー後、数年の空白期を経て当作品で再デビュー)は、水を得た魚の様に交尾に没頭し二穴プレイ迄も平気で受け入れる性処理雌豚に変貌しますが、相手が美男や巧者であっても蟹江さんとの情交程燃えられず、強姦時に拾った胡桃を手にして再会を待ちわびます。そして長距離トラックの運転手である蟹江さんも有閑夫人・飲み屋のママ等々を毒牙にかけようと前戯はしても、行為には至らず未遂を続けていたのは八城さんが忘れられなかったから。ところが或る日、八城さんが上司との不倫密会をしていた飲食店の外に蟹江さんを見付け…
「初恋の相手・初体験の相手はその後の者達は忘れても一生心に残る」とよく言われますし俺もそうですが「処女貫通式をして貰った男・して遣った女」も双方にとっては忘れられぬ程感激なのでしょうね、それが例え違法行為であったとしても場合によっては、ですが(これに関しては俺は経験がありませんからこう言うしかありませんが、勿論アソコの感度や好みの顔・体型か等々により大きく違うのでしょう)…何れにせよ二人の出逢いから再会迄の各々の行動や心情変化が面白いですし、蟹江さんに関しては仕事は確実に熟すし動物好きの一面が見え隠れする人間性の落差が魅力(それ等が前面に出た時の人当たりは非常にいい上に情交云々は無になってしまっている程)。そして織部さんにとっては日活ロマンポルノデビュー作ながらも「レイプクイーン」の称号を得た出世作かつ「強姦の美学」と称された芝居が出来たからこそ行為を中断する場面でも観客を魅了する芝居が出来たのだと思われる蟹江さんも良し!更に谷ナオミ・岡本麗・山科ゆり・二條朱美と云う「当時の日活ロマンポルノの主演スター陣」が新人のデビューを飾る様に助演していますから此方も楽しみとなるでしょう。

