「大激闘マッドポリス’80」YouTube「TOEI Xstream 」で期間限定無料動画配信中 | 東映バカの部屋

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東映制作作品を主体として書いていますが、たまに他の話題も…一人でも多くの東映ファンが生まれる事を望みます!

皆様、こんにちは。本日二本目の更新を行います。

 

 

明日の夜勤に備える為に今晩は夜更かしですが、勤務前に健康診断を受けなければならず(薬品を扱う関係上年二回となっているとか)少々早めに起床しなければなりません。

 

 

 

さてこの記事は簡単に…現在、YouTube「TOEI Xstream theater」内において「大激闘マッドポリス’80」が無料動画配信されています(毎週水曜日21:00更新/第一話のみ無料配信の全期間鑑賞可能・第二話以降は一週間の限定配信。本日時点で第三話迄進んでいます)。尚、DVD-BOXが発売されていますし、Amazonプライムビデオ内の毎月定額制のチャンネル「JUNKFILM by TOEI」では全話が観放題となっています。

 

 

 

 

 

東映東京制作の劇場公開作品で大ヒットシリーズの「不良番長シリーズ」の梅宮辰夫率いるカポネ団が「体制側になったら?」と言わんばかりの雰囲気に(但し、マッドポリスを率いるのは渡瀬恒彦で第一話のみは土屋義男。辰ちゃんは若き荒くれ達の不足面を補いながら恒さんの右腕として活躍しています)作品紹介通り「犯罪者には徹底した処罰を行う頑なな姿勢」が非常に面白く、俺の中では「歴代刑事ドラマベスト10」に入っています。

 

 

監督陣も「不良番長シリーズ」の主要監督であった野田幸男を中心に舛田利雄・田中秀夫・関本郁夫・長谷部安春・村川透・西村潔と錚々たる面々が「抑制されっ放しの鬱憤を作品にぶつけて爆発させたかの如くの憂さ晴らしともいえる痛快な演出」も魅力。

 

 

そして志賀勝・片桐竜次が刑事役と云うのに本放映当時の東映ファンは度肝を抜かれたとも言われていますし(志賀さんがヤクザに間違えられ高級飲食店で入店を拒否されたり、総会屋の名称が「ミスターピラニアカンパニー」であったり、怒らせて殺された奴が大勢居ると云うのが志賀さんの特徴であったりとボンクラ野郎の東映ファン・悪役ファン等々にとっては涎物の演出も多数!)現在の混血女優よりも遥かに綺麗な堀川まゆみ(現在はMAYUMIとして作曲家となっています)もいいのですが、毎度登場する極悪人の顔触れも豪華絢爛!単純明快で東映らしい名称の付け方である「ジャパンマフィア」の首領が島田正吾で右腕が仲谷昇!それに従う面々は当時は若手であったジョニー大倉・岩城滉一から安定感抜群の金子信雄・玉川伊佐男・内田良平・「ハムの人」こと田中浩・南原宏治・三上真一郎・北見敏之・菅貫太郎・ジャネット八田・田口久美等々でしたが…

 

 

この作品で最高視聴率を記録したと言われている第十話「処刑遊戯」では「名和センセイ」こと名和宏・東映剣会の福本清三先生・加藤和夫が女装をして大手商社の社長の嵯峨善兵をパンツ一丁で車椅子に縛り付け、激しい鞭打ちで拷問すると云う「好きモノにはたまらぬ凶悪ながらも大爆笑の物語!」が待っています!

 

 

配信はまだ先ですがお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

YouTubeに於ける東映作品の無料動画配信は特撮作品群/動画作品群が圧倒的に多く一般向け作品は劇場公開作品/テレビドラマ作品を問わず非常に稀かつ限定的です。一般の東映作品ファンとしては特撮作品群/動画作品群の配信を大幅に縮小してでも刑事ドラマ・時代劇・任侠/現代ヤクザ/実録ヤクザ・空手アクション・ピンキーバイオレンスに代表される不良性感度等々の一般作品の配信を行い、全ての作品種別の東映ファンが満足出来る様に均衡を是非取って貰いたいと願っています。そう考えているのは俺だけではなく、案外多くの方々が同様の気持ちを抱いているのではないかと…そしてこれは東映にとっても、あらゆる種別の東映ファンにとっても絶対にいい方に働きます。「東映は映像業界で揺り籠から墓場迄を実現した世界でも数少ない映像作品制作会社である事」「全ての種別に於いて東映の作品群には共通の思いが込められている事」「幼少者向け/若年層向けの作品群の内容は成人向けの作品の主義主張等々を対象年齢層に合わせて焼き直ししたものであり、その硬質・高質さ等々には一切差も無ければ壁も無い」等々を多くの方々に知って貰える、再認識して貰える絶好の場であるから。