東映バカの部屋

東映バカの部屋

東映制作作品を主体として書いていますが、たまに他の話題も…一人でも多くの東映ファンが生まれる事を望みます!

皆様、こんばんは。
 
 
昨日4時に勤務を終え、明日15時の勤務開始時迄の休みです。相変わらずの残業続きで昨日は昼頃迄に遣るべき事を済ませ就寝し目を覚ましたら23時に…只、このままだと月当りの時間外勤務の限度を超過しますので月末は身体面では楽になるかと思います。そして夕べは秋田市内から約30㎞離れた職場の位置する街では1.2㎝の降雪…今季は雪解けが早い為今回の週末に夏タイヤへの交換を予定していたのですが、やはり4月初め迄は油断は出来ないと改めて感じました。尚、ガソリン補助金の効果が出るのには地域差がある模様ですが、秋田市内に限って言えば一昨日から一部の給油所が20円程値段を下げ、値引きクーポンを使用すればリッター当り160円を切る価格で給油可能な所もあります。これでも「東北地方の中では秋田は高い!」と云う方々が居られるみたいですが…さて本日は此方の作品を…未DVD化作品でU-NEXT(見放題対象作品ですが今月末迄の配信。但し他社作品の一部でもそうですが延長される場合もあります)/ひかりTVビデオ/FODプレミアム/Hulu/YouTubeムービー内に於いて有料動画配信が行われています。
 
 
「反逆の旅」昭和51年9月4日公開・藤原審爾原作・長田紀生脚本・宮川一郎脚色・渡邊祐介監督・松竹制作。
 
 

 

 

 

自閉症の息子を女房のひろみどりと共に育てる所轄署刑事の田中邦衛…息子は同じ団地内の別棟に住む自称玩具デザイナーで子煩悩な原田芳雄に懐いていましたが、実は原田さんは腕利きの殺し屋で邦衛さんが捜査に携わりながらも迷宮入りした事件の捜査線上に浮かんだ事もありました。しかも新たに発生した殺人事件でも同様の状況となりますが尻尾が掴めない…そして当の原田さんは或る依頼を最後に血生臭い稼業から足を洗い瀬戸内海に浮かぶ無人島で一人生活を始めたのですが、自らを強姦した男を刑期満了を待って殺害して欲しいと依頼した事のある高橋洋子(歌手の高橋洋子と同姓同名の女優)が遣って来て…余談ですが、高橋洋子の他に字も同じ例では岡田奈々(昭和期及び平成期の女優兼歌手)・山口智子(女優で唐沢寿明夫人と主に東映で活躍した昭和50年代前半の女優)・美空ひばり(歌手と戦前の女優)等々、字が違う例では岡田有希子と岡田由紀子(歌手と元・東映女優)等々、男女共に同姓同名の著名人は結構存在していますね。

 

 

松竹ではこの年「原田・渡邊コンビ」で当作品の他に「やさぐれ刑事」が制作・公開されているのですが、双方共に俺は大好きです。「やさぐれ刑事」での原田さんは失踪した女房・大谷直子を九州迄探しに行く元・北海道警の刑事役で「過去を省みる亭主と現在を省みる女房の心理対比」が見物でしたが「反逆の旅」は「裏稼業に浸かっているからこそ解る平凡の有難味…だからこそ将来の見返りを期待されて拾われ人並以上に育てられた孤児がその恩を返したと判断した時行動に移しただけではなく、怨念の虚無感を体感させる為に高橋さんをけしかけ理解した後は受け入れる心の奥底に潜んでいた優しさが花開いたかの様な終盤」が中々。しかし邦衛さんも当り役である「仁義なき戦いシリーズ」の槇原の一面を思い出したかの様な「原田さんの逮捕の為なら姑息な手段も朝飯前」でしたから最後の数分間は再び緊張感が高まる展開に切り替わっています。私感ですが邦衛さんは「北の国から」以前(又は以外)の出演作や芝居の方が遙かに魅力がありますし、同じく松竹で制作されレギュラー出演していたテレビドラマ「大空港」の前哨戦にも見えてきます。尚、邦衛さんが女房に子作りを催促された際に「男らしさと優しさ…道端に落っことして来ちゃった!」と言い訳をしたのには大爆笑!そして「鉄道好きで飛行機嫌いの為、長距離移動の際は寝台列車での移動を条件にしていた」とも言われる原田さんも、瀬戸内ロケに出向く際には趣味を実益を兼ねていたでしょうから心に残った作品だったのではないかとも想像します。

皆様、おはようございます。
 
 
休み2日目です。朝晩の冷え込みはまだまだ厳しいものの日中は過し易く、全国民が突然の燃料費高騰に右往左往している状況下に於いて僅かであっても自然・気候により暖房費(車内環境も良くなるからガソリン及び軽油代もか?)を抑制出来るのは小さな救いであると思います。又、明日からは15時出勤で固定される予定ですので(出社時間の変更の可能性はありますが今迄程ではないかと思います)今の時間は就寝前の自由時間の様なものです。そして本日は此方の作品を…未DVD化/未有料動画配信作品で有料波での放映も10数年以上行われていませんが、YouTube「新東宝 公式チャンネル」内に於いて3/27(金)12:59迄「若杉嘉津子生誕100周年企画」として無料動画配信中です。
 
 
「毒婦高橋お伝」昭和33年2月24日公開・仲津勝義/中沢信の共同脚本・中川信夫監督・新東宝制作。
 
 

 

 

※ウィキペディア「高橋お伝」は此方から。「毒婦高橋お伝」(映画)は此方から

 

 

調べてみると高橋お伝は処刑直後(処刑翌日)から戯作のモデルとして現在に至る迄数多くの書物・映像作品に起用された為か、犯罪に手を染めた多くの実在人物と同様に事実と掛離れた印象を持たれています。しかも東映京都「毒婦お伝と首切り浅」の様に「俺たちに明日はない」のモデルとなったボニーとクライドの味を加えたモノも存在するのですから…まぁ、企画/制作等々の自由が認められている上に我々もそれを存分に楽しんでいるのですからこれでいいですが。ならば当作品はとなると、やはり実話からは掛離れている上に猟奇性も皆無で「尺の約2/3を占める前置きは自らを不幸に陥れた野郎達との遣り取りと自らが腹を痛め産み落としながらも捨てざるを得なかった愛娘の不遇と死を、結末の1/3は失うモノは何も無いとばかりに静かに復讐の時を待つ女の姿を描いている」となるか?又「毒婦と言われても一度は腹を痛めた女ー良くも悪くも母性本能が呼び起こす執念や怨念は常人以上の馬鹿力と生きる力を与えるモノなのだ」とも教えてくれます。そしてお伝に群がる野郎達は明治維新以降も士族の自尊心を捨て切れない中村彰/松本朝夫・警官かつ許嫁が居ながらもお伝の魔力に引き摺り込まれる明智十三郎・そしてお伝の万引きを不問として裏稼業である人身売買の手助けをさせる舶来雑貨店主の丹波哲郎とその番頭で金の為なら殺しも朝飯前の芝田新等々クズ野郎だらけなのはこの手の作品が好きな方々(俺もその一人です)にはたまらないと思います。尚「怪談映画の巨匠」と言われる中川監督ですが、ご本人は戸惑いもあった模様で…詳細はウィキペディア「中川信夫」を此方からを御覧下さい。

皆様、こんにちは。
 
 
本日1時に勤務を終え、月曜日15時の始業時迄の休みです。先月からの残業続きで帰宅後は最低限の事を済ますと床へ…目を覚ますと夕方近くになっているのがここ数週間の土曜日です。この記事を打込後に昼夜兼用の飲食及び飲酒となりますが、適量以下で眠くなりそうです。さて本日は今月の東映chで初放映されている此方の作品を…未DVD化作品で有料動画配信も行われていませんが、3/22(日)24:00~25:30に再放映されます(HD放映)。
 
 
「㊙セックス恐怖症」昭和45年8月13日公開・池田一朗脚本・鷹森立一監督・東映東京制作。
 
 

 

 

 

警視庁管内の所轄署の刑事で主に薬物・性風俗・売春及び買春を取り締る吉田輝雄が率いる部署の一員・工藤堅太郎は或る薬物乱用及び乱交パーティーの現場に踏み込んだ際に嫌疑不十分で放免したデザイナー・賀川雪絵(=賀川ゆき絵)と恋仲になりましたが、急に情緒不安定になるだけではなく、性行為の際前戯は良くても挿入となると激しく拒絶…そこで実兄で産婦人科医の小松方正とその女房で此方も医師の八代万智子に問うてみると男性恐怖症の可能性が高いとの回答。そこで工藤さんは休暇を取り賀川さんのたった一人の肉親・田中邦衛や過去に交際した男性達を訪ね歩き、恐怖症克服の為に不可欠な心の鍵を探し始めたのですが中々見付からず諦めかけた時…

 

 

鑑賞前は恐らく当時の東映・映画本部長の岡田茂(後の東映社長及び名誉会長)が名付けた題目だろうから(他に「㊙女子大生・妊娠中絶」「㊙女子短大生・集団妊娠」「異常性愛記録・ハレンチ」「狂走セックス族」「女医の愛欲日記」等々、身銭を出してでも鑑賞したいと思わせる題目命名と企画発案のセンスの良さでは未だに世界一だと俺は思っていますが、世間一般ではこの考え方は少数でしょうね)艶笑喜劇かと予想をしていたのですが「思春期及び成人男性が例え悪戯の気持ちであったとしても女児に恐怖心を与えてしまうのは、成人後の恋愛ばかりか子孫繁栄に必要な行為さえも拒絶してしまう精神面での奇形児が生まれてしまう現実…しかも、その解決に不可欠な心の鍵を探すのは難儀かつ被害者本人に残酷とも思える行動・行為を強行しなければ見つけ出せない事も多々」と教えてくれる真摯な作品(但し、玉川良一・南利明・大泉滉・左卜全等々をコメディリリーフ及び箸休めの形で出演させており、娯楽面も抜かりはありません)。平成以降発生した多数の事件を通じて女児に対する性的な問題は今でこそ取り上げられる機会も多いですが、この頃はまだまだだったのではないかと想像をしますし、映像作品として取り上げたのも当作品はもしかしたら最初若しくは相当に速いのではないかと(この点は詳細を調べておりませんのでもし間違いの場合はご容赦を)。